Entrevista 「聖者の午後」フランシスコ・ガルシア監督
2014年 04月 14日
「聖者の午後(Cores)」が、現在、渋谷ユーロスペースで公開中の「聖者の午後(Cores)」、フランシスコ・ガルシア監督のインタビュー後編。
この映画の主人公3人組ルカ、ルイス、ルアラは、社会的には“中流の下”といえる階層に属するサンパウロの都市生活者だが、時代からは取り残されている。しかし、そんな人たちは実際、サンパウロには数多くいるのだろう。
続きを読む「聖者の午後(Cores)」が、現在、渋谷ユーロスペースで公開中の「聖者の午後(Cores)」、フランシスコ・ガルシア監督のインタビュー後編。
この映画の主人公3人組ルカ、ルイス、ルアラは、社会的には“中流の下”といえる階層に属するサンパウロの都市生活者だが、時代からは取り残されている。しかし、そんな人たちは実際、サンパウロには数多くいるのだろう。
続きを読むフランシスコ・ガルシア監督の長編第一作「聖者の午後(Cores)」が、現在、渋谷ユーロスペースで公開中だ。プロモーションで来日したフランシスコ監督に映画のことや、作品に描かれたブラジルの現実などをたずねた。
「聖者の午後」の舞台は、ブラジルの大都会サンパウロ市。社会的な立場としては“中流の下”に属する3人の若者たちの日々を描いた作品だ。
続きを読む経済的にもゆるやかながら成長を続け、ワールドカップ2014の開催を控えて都市開発が進み、街も、人々の意識も、ダイナミックに変わりつつあるブラジル。しかし「聖者の午後」はブラジルの今を描いた映画でありながら、そんな<前進するブラジル>とはまったくリンクしない、3人の若者の物語だ。
続きを読むアメリカ合衆国の女優シャロン・ストーンがサンパウロのSírio Libanês シリオ・リバネス病院に入院していたという。
同情報は、ラウロ・ジャルジンによる「Radar on-line」コラムのなかで公表されたもの。4月8日付け「ヴェージャ」(電子版)などが伝えている。
続きを読むまたブラジルで、地下トンネル作戦による銀行からの現金強奪事件が起きた。そこで、ブラジルで起きた有名なトンネル作戦事件を振り返ってみよう。こちらの事件は日本でもバラエティ番組の世界のビックリ事件として紹介されたことがある。
大胆不敵な事件が起きたのは2005年。犯人グループ36名はブラジル中央銀行のフォルタレーザ支店から約80m離れたところにある民家を借りて、同年5月から8月の3か月かけて、民家から銀行までドン・マヌエウ大通りを挟んで、深さ4m、長さ80~87mほどのトンネルを掘って同銀行の金庫を破った。
続きを読む「Bye Bye Brasil (バイバイ・ブラジル)」などで知られるブラジルを代表する俳優のひとりジョゼー・ヴィウケルが、2014年4月5日の朝、リオデジャネイロにある恋人 Claudia Montenegro クラウヂア・モンチネグロの家で他界した。同日~7日付け「フォーリャ」、「G1」、「トリブーナ・オージ」(全て電子版)などが伝えている。
続きを読むブラジルでは、6月12日はDia dos Namorados 恋人の日。6月13日は結婚の聖人としても知られる聖アントニオの命日。そのイブの12日には恋人や夫婦でプレゼントを贈り合う慣習があります。イメージは、日本でいえばクリスマスやバレンタインデーっぽいかもしれません。
続きを読む今回は軍政に反対した民衆について検証する。
民衆側の反乱は、1967年にミナス・ジェライス州とエスピリトサント州の間のカパロン山脈に初の武装ゲリラが結成されてから激化する。その動きは、トカンチンス州のアラグアイア川沿いで大規模なゲリラ活動を展開したブラジル共産党(PC Do B)や、同党から独立し、民族解放行動(ALN)を率いた革命家カルロス・マリゲーラなどによって牽引された。
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