週末の楽しみ、シュハスコが地球温暖化に影響!?

2016年 11月 23日
シュハスコ 音節効果ガス

ピッカーニャ(イチボ)、フラウジーニャ(ハラミ)、マミーニャ(肩ロース)…いろんな部位の肉によく塩をふって、真っ赤な炭火で焼くスタイルでおなじみのシュハスコ(シュラスコ)が、気候にとっては悪影響を及ぼしている!?

牛の飼育からブラジル人の食卓にのぼるまで、牛肉は、地球温暖化の原因となるガスを大量に排出するアイテムであると、40以上の市民による社会団が扱ってネットワークを作っている体気候観測所(OC)が提言した。

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ブラジル南部に居座る寒波で魚3000匹が死ぬ

2016年 07月 1日
ティラピア

今年(2016年)、ブラジル南部は記録的な寒さに見舞われている。6月に入り、サンタ・カタリーナ州でマイナス7度を記録したほか、サンパウロで摂氏1度を記録するなど、例年よりも寒い日が続いている。

グローボ系列のテレビ局、サンタ・カタリーナ州(以下「SC州」)RBSTVが伝えたところによると、SC州西部のディオニジオ・セルケイラ市(以下「ディオニジオ市」)の湖で3000匹の魚の死骸が見つかったという。

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サマルコ社、被災者への補償より自社イメージ広告を優先!?

2016年 02月 28日
サマルコ社

2015年11月に発生したブラジルはミナス・ジェライス州(以下「ミナス州」)、エスピリトサント州の一部とドーシ川に壊滅的被害を与えた鉱山廃水ダム決壊事故から、3月5日で丸4か月となる。

時間の経過とともに事故の実態が明らかにされつつあるものの、被災者への支援、補償は十分というにはほど遠い。

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ホライマ州で監禁されていたカメ110匹、保護される

2016年 02月 2日
カメ保護

グローボ系ニュースサイト「G1」が1月29日付で伝えたところによると、ブラジル北部ホライマ州ホライノーポリス市ジュンヂアー地区で、監禁された大量のカメが発見されたという。

カメは警察に保護され、同日、無事に川に戻された。

約110匹のカメが保護されたのは軍警による地域査察の最中だった。カメは密輸業者によってアマゾナス州マナウスやホライマ州都ボア・ビスタで闇流通ルートに載せられる予定だったという。現行犯逮捕された6人は環境破壊行為で起訴される。

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政治、経済、治安が最悪の中で始まった、ブラジルのオリパラ・イヤー

2016年 01月 13日
コパカバーナ 花火大会

今から9年前の2007年、巨大深海海底油田がリオの沖合で発見され、ルーラ前大統領が「神はブラジル人だった」と得意満面で語っていた。

その2年後、ブラジル経済は絶好調だった。そのピークが2016年オリンピック・パラリンピック開催地決定の瞬間で、ルーラ氏は「今日は神に捧げる日だ」と号泣した。

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パールジャムが廃水ダム決壊事故の被災地に10万ドルを寄付

2015年 12月 6日
鉱山廃水ダム決壊事故 ミナス

グローボ系ニュースサイト「G1」が12月1日(火)づけで伝えたところによると、アメリカ合衆国のロックバンド、パールジャムが、同日づけでミナスジェライス州の鉱山廃水ダム決壊事故の被災地に10万ドルの寄付を行うと告知したという。

告知はツイッターを通じて行われた。

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ヴァーリ(ヴァーレ)、サステナビリティ企業インデックスの構成銘柄から外される

2015年 11月 30日
ヴァーリ

現地紙「オ・エスタード・ヂ・サン・パウロ」が11月26日づけで伝えたところによると、鉱物資源採掘・加工最大手のヴァーリ(ヴァーレ)社が、2016年以降、サステナビリティ企業インデックス(ISE)の構成銘柄から外されることが決まったという。

ヴァーリはミナスジェライス州マリアナ市で決壊して環境汚染を引き起こしている鉱山廃水貯蔵ダムを管理するサマルコ社の50%の権利を有している。

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マリーナ・シウヴァ元環境相の来日報告会、11月30日に開催

2015年 11月 25日
マリーナ・シウヴァ

毎日新聞社MOTTAINAIキャンペーン事務局と毎日メディアカフェ事務局は、ブラジルのマリーナ・シウヴァ(マリナ・シルバ)元環境大臣の来日報告会を11月30日(月)に開催する。

アマゾンの熱帯雨林の保護活動で知られるマリーナ・シウヴァ(マリナ・シルバ)元環境大臣は毎日新聞の招聘により、今年(2015年)10月10日に初来日して、17日まで日本に滞在した。

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