12月にクリスマス手当を出す企業が多いこともあって、年末からカーニバルごろまで、ブラジルは一大観光シーズンを迎える。

しかしその一方で、血液バンクの在庫数が危機的な状況になっているという。

TVグローボが番組「ジョルナウ・ナシオナウ」で1月17日に伝えたところによると、休暇シーズンで献血をする人が減少することに加え、休暇シーズン中に事件・事故が増えるため、需給バランスが非常に悪い常態になるという。

1月16日（金）、サンパウロ市の公共運賃値上げ反対を訴える抗議デモが行われ、抗議集団は夜20時15分ごろ、市の旧市街区（セントロ）お茶の水橋にあるサンパウロ市役所前にたどり着いた。

警察は市役所の建物の前に非常線を張っていた。軍警察によるとデモの参加者は約3000人だったという。デモを主催したフリーパス運動（MPL）は2万人以上がデモに参加したと述べた。

リオデジャネイロ市出身のブラジル人男性マルコ・アルシェル・カルドーゾ・モレイラ氏（53）が1月17日（土）午後、麻薬取引の罪で銃殺刑に処された。

ブラジル人がブラジル国外で犯罪によって処刑されたのは、アルシェル氏が初めてだという。ジャカルタのブラジル大使館を通じて情報が確認された。同日、同じ罪で逮捕されていた5名も銃殺刑に処された。

ブラジルはこの先15年で、3分の1の先住民族の言語を失ってしまう可能性があると、先住民族博物館のジョゼー・カルロス・レヴィーニョ館長が語る。

現在、ブラジルで暮らしている先住民族は150から200の部族の言語を話しているが、2030年までに45から60まで減ると推測されるという。

（2015年）1月15日で、ブラジルが21年続いた軍事政権を終え、民主政治に復帰して30年が経過した。

15日付「フォーリャ」紙が、30年前の1985年1月15日にどのような形で民主政治が復活したかを報じている。

軍事政権終焉の兆しは1982年の統一選の時からあった。

（1月）14日未明、連邦警察の「ラヴァ・ジャット作戦」でペトロブラス（PB、ブラジル石油公社）を巡る疑惑「ペトロロン」の疑惑の中心人物の一人とされていた、同公社元国際部長のネストル・セルヴェロー被告が逮捕された。14日付伯字紙サイトが報じている。

バードストライクによる航空機事故のニュースはたびたび聞かれるが、鳥だけでなくそれ以外の動物による航空機事故のリスクについても、TVグローボが1月10日、ニュース番組「ジョルナウ・ナシオナウ」で伝えている。

番組によると、バードストライクに対してエスピリトサント州ヴィトーリアの空港では鷹を使った対応を取っているという。

コカ・コーラ社は1月8日（木）、全世界で約1800人を解雇することを発表したとブラジルのメディア（「G1」同日づけ）が伝えている。

この解雇は30億USドルの経費削減計画の一環として行われるものだという。

アメリカ合衆国アトランタ発祥の多国籍企業である同社は、契約が終了する社員に解雇の通知をはじめており、完了までには数か月がかかると見られているという。