米国の調査機関グローバル・ファイナンシャル・インテグリティ(GFI、本部ワシントン)によれば、犯罪、汚職、脱税などで不正にブラジル国外に流出した資金は、2010年~12年の平均で年間337億ドルに上るという。8日付「G1」が報じた。
300億ドルを超える不正資金額は国内総生産の1.5%に当たり、2000年代初めの10年間の年平均147億ドルの2倍に上る。
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マラニョン州北東部のアウト・トゥリアスーで8月7日、先住民が不法伐採者を襲って衣服を剥ぎ取り、暴行後に開放するという事件が起きていた事が、ロイター記者のブログによって明らかとなったと(9月)5日付伯字紙が報じた。
同地域で約1週間滞在していた記者が先住民に招かれて撮影した現場写真は、4日に同社ブログに掲載された。
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8月25日(月)、ブラジリアの上院で、人権と市民参加による立法委員会(CDH)が民間参加者も交えて、大麻をめぐる公開討論会を行った。8月26日づけ「ジョルナウ・ド・セナード(上院新聞)」が報じた。
討論では大麻の嗜好としての使用、医薬目的、その製造について意見が交わされた。
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9月4日(木)、サンパウロ市旧市街区にあるフーズベウ広場で、デモ行進における覆面禁止法案に抗議する抗議デモが行われた。
コンソラサォン教会がある同広場は、コンソラサォン通りの入口に位置しているが、デモ参加者がコンソラサォン通りに向かおうとすると、軍警察の機動隊が行進が通りに入らないようバリケードを組んで行方を阻止した。同日づけ「フォト・プブリコス」が伝えた。
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(9月)3日の国立宇宙調査研究院(INPE)の発表によると、2013年8月~14年7月の法定アマゾンの森林伐採面積は3036平方キロで、前年同期比9.8%増となったと3日付「G1」サイトや4日付「エスタード」紙が報じた。
3036平方キロという数字は聖市二つ分の面積の森林が失われた事を意味する。
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4月にはサンパウロで今年初のデング熱による死者を出しているブラジルでは、デング(デンギ)熱対策は社会問題になっており、これまでにもさまざまな対策が講じられてきた。
画期的なプロジェクトのひとつとしては、デング熱を媒介する蚊を減らすための遺伝子組み換え「蚊」の量産にも成功している。このプロジェクトは7月に、サンパウロ州カンピーナス市で始動している。
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9月1日(月)にサンパウロで行われた、大統領選挙の候補者による、ブラジルのメディア(フォーリャ・ヂ・サンパウロ、UOL、SBT、ジョーヴェンパン)に向けた公開ディベート。
各候補は互いに、経済から健康、教育、暴力など幅広いテーマで意見をぶつけあった。
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8月28日(木)にポルトアレグレ(ポルトアレグリ)で行われたブラジル杯のグレミオ対サントス戦においてサントスのゴールキーパー、アラーニャを「猿」と呼ぶ姿がテレビで放映されたグレミオの女性サポーターの自宅が、29日夜、投石の被害に遭った。8月30、31日付伯字紙が報じた。
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