2010年~12年、合衆国からブラジルへ流出した不正資金は平均337億米ドル。ブラジルの国内総生産の1.5倍に相当

2014年 09月 9日
不正資金流入

米国の調査機関グローバル・ファイナンシャル・インテグリティ(GFI、本部ワシントン)によれば、犯罪、汚職、脱税などで不正にブラジル国外に流出した資金は、2010年~12年の平均で年間337億ドルに上るという。8日付「G1」が報じた。

300億ドルを超える不正資金額は国内総生産の1.5%に当たり、2000年代初めの10年間の年平均147億ドルの2倍に上る。

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ブラジル北部で先住民族“森の民”が不法伐採者を急襲

2014年 09月 8日

マラニョン州北東部のアウト・トゥリアスーで8月7日、先住民が不法伐採者を襲って衣服を剥ぎ取り、暴行後に開放するという事件が起きていた事が、ロイター記者のブログによって明らかとなったと(9月)5日付伯字紙が報じた。

同地域で約1週間滞在していた記者が先住民に招かれて撮影した現場写真は、4日に同社ブログに掲載された。

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ブラジルでマリファナ合法化をめぐる公開討論会。医療目的使用の効能も議題に

2014年 09月 8日
マリファナ会議

8月25日(月)、ブラジリアの上院で、人権と市民参加による立法委員会(CDH)が民間参加者も交えて、大麻をめぐる公開討論会を行った。8月26日づけ「ジョルナウ・ド・セナード(上院新聞)」が報じた。

討論では大麻の嗜好としての使用、医薬目的、その製造について意見が交わされた。

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サンパウロで、公共の場でのデモにおける覆面使用禁止、法令化へ。対して、法令化反対デモも

2014年 09月 7日
デモの覆面禁止デモ

9月4日(木)、サンパウロ市旧市街区にあるフーズベウ広場で、デモ行進における覆面禁止法案に抗議する抗議デモが行われた。

コンソラサォン教会がある同広場は、コンソラサォン通りの入口に位置しているが、デモ参加者がコンソラサォン通りに向かおうとすると、軍警察の機動隊が行進が通りに入らないようバリケードを組んで行方を阻止した。同日づけ「フォト・プブリコス」が伝えた。

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法定アマゾンの森林伐採増加。サンパウロ市二つ分の面積の木失う

2014年 09月 5日
アマゾン森林伐採

(9月)3日の国立宇宙調査研究院(INPE)の発表によると、2013年8月~14年7月の法定アマゾンの森林伐採面積は3036平方キロで、前年同期比9.8%増となったと3日付「G1」サイトや4日付「エスタード」紙が報じた。

3036平方キロという数字は聖市二つ分の面積の森林が失われた事を意味する。

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デング熱の画期的ワクチンをサノフィパスツール南米支部が開発。遺伝子組み換え「蚊」に続きブラジルでデング熱への対策進む

2014年 09月 5日
デング熱の蚊

4月にはサンパウロで今年初のデング熱による死者を出しているブラジルでは、デング(デンギ)熱対策は社会問題になっており、これまでにもさまざまな対策が講じられてきた。

画期的なプロジェクトのひとつとしては、デング熱を媒介する蚊を減らすための遺伝子組み換え「蚊」の量産にも成功している。このプロジェクトは7月に、サンパウロ州カンピーナス市で始動している。

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ブラジル大統領候補討論でエドゥアルド・ジョルジ氏、シウヴァに刑務所の環境を問う

2014年 09月 3日
ジウマ大統領

9月1日(月)にサンパウロで行われた、大統領選挙の候補者による、ブラジルのメディア(フォーリャ・ヂ・サンパウロ、UOL、SBT、ジョーヴェンパン)に向けた公開ディベート。

各候補は互いに、経済から健康、教育、暴力など幅広いテーマで意見をぶつけあった。

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“差別やじ”サポーター、ブラジル国内で受け入れられず大ヒンシュク。職場を追われ、自宅には投石

2014年 09月 2日
グレミオ

8月28日(木)にポルトアレグレ(ポルトアレグリ)で行われたブラジル杯のグレミオ対サントス戦においてサントスのゴールキーパー、アラーニャを「猿」と呼ぶ姿がテレビで放映されたグレミオの女性サポーターの自宅が、29日夜、投石の被害に遭った。8月30、31日付伯字紙が報じた。

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