
2025年のブラジルの対米貿易赤字は51億200万米ドルに拡大((C)Alan Santos/PR)
ブラジル開発・産業・貿易・サービス省(MDIC)が10月6日(月)に発表したところによると、(アメリカ合衆国の)ドナルド・トランプ政権による関税爆弾実施から2か月目となる9月、ブラジルから米国向けの輸出は前年同月比で20.3%減少した。一方で、他の市場への輸出が伸びたことで、ブラジルの輸出全体としては記録的な水準を維持した。
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中国への輸出が増加したブラジル産大豆(写真/Jose Cruz/Agência Brasil)
米国と中国との間の貿易戦争は、結果的に中国へのブラジル産大豆の輸出を後押していると、ブラジルの現地メディア「G1」、「アジェンシア・ブラジル」などが伝えている。
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告発されたエドゥアルド・ボウソナーロ議員(写真/Lula Marques/Agência Brasil)
ブラジルの連邦検察庁(PGR)は、エドゥアルド・ボウソナーロ下院議員(自由党)とブロガーのパウロ・フィゲイレド氏を、訴訟過程(裁判手続きの進行中)における脅迫の罪で告発した。
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ルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ・ブラジル連邦共和国大統領(右)とスペインのペドロ・サンチェス首相(左)。写真は2024年3月6日、ブラジリア。両首脳は大統領府にて協定文書の署名式典に臨んだ(写真/Marcelo Camargo/Agência Brasil)
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ルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ・ブラジル連邦共和国大統領(写真/Fabio Rodrigues-Pozzebom/Agência Brasil)
本日(9月14日)、米紙『ニューヨーク・タイムズ』に掲載された「ブラジルの民主主義と主権はいかなる介入も許されない領域」というタイトルの記事の中で、ルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ・ブラジル連邦共和国大統領は、ドナルド・トランプ米国大統領によるブラジル製品への関税強化に関する主張に反論した。
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現在までに41か国がブラジル産鶏肉の輸入禁止措置を解除している(写真/ANPr/SINDIAVIPAR)
欧州連合(EU)は、ブラジルを鳥インフルエンザの清浄国として認定し、鶏肉の輸出再開を許可した。
カルロス・ファヴァロ農牧供給大臣はSNS「X」への投稿で、EUのオリヴァー・ヴァールヘイ保健担当委員とのビデオ会議を行い、この問題について協議したと述べた。このオンライン会議にはアンドレ・ジ・パウラ漁業・水産大臣も参加した。
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トランプ関税爆弾ではブラジルからアメリカへ輸出される全製品のうち、35.6%が50%の関税の対象となっている(画像提供/Agência Brasil/EBC)
連邦政府は、「主権あるブラジル・プラン」の実施に向けて、300億レアルの臨時与信枠を開設する暫定措置(MP)を公布した。このプランは、アメリカ合衆国が発表したブラジルからの輸出品に対する50%の課税措置によって損失を被る企業を支援することを目的としている。この暫定措置は、ルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ大統領によって署名され、今週火曜日の官報に掲載された。
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ブラジルでは、食肉処理の過程で得られる「食用に適さない動物性副産物」を加工して、家畜飼料、ペットフード、肥料などにリサイクルするレンダリング産業でも、安全かつ高品質な製品を生産している。写真は2024年に駐日ブラジル大使館で開催された、ブラジル動物タンパク協会(ABPA)によるレンダリング産業のの説明イベント(撮影/麻生雅人)
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