
TVグローボの番組「ジョルナウ・ナシオナウ」は2月10日、サンパウロ州基礎衛生公社(SABESP)が下水処理による水利用を進める方針を発表したと伝えた。
これまでサンパウロ州基礎衛生公社(SABESP)は下水をすべて集約する仕組みを持っていなかったという。一部集めたものにしても32%は何の処理もされておらず、あるいは処理されていても簡易的な処理しかおこなっていないとのこと。
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TVグローボが2月10日、番組「ジョルナウ・ナシオナウ」で伝えたところによると、2014年の渇水以降、個人や企業から節水の試みが幅広く生まれてきているという。
現在ブラジル全土で節水が広く呼びかけられているが、家庭で手軽に設置できる節水装置が注目を浴びている。社会起業家エヂソン・ウルバーノさんは、自身が考案したアイデアを使ってみたいという人々に無償で提供している。
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「ラヴァ・ジャット作戦」(が進む中で)主犯の一人とされる闇ブローカー、アルベルト(アウベルト)・ユセフ被告が昨年10月に連邦警察に対し行っていた証言が明らかになった。
ユセフ被告は、メンサロン事件の主犯と断罪され刑執行中のジョゼ・ジルセウ元官房長官(労働者党・PT)が、ペトロロンに関与し、PTへの賄賂を受け取っていたと証言していたことが明らかになった。13日付伯字紙が報じている。
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2月1日よりブラジル連邦議会が始まり、まずは上院・下院議長選挙が行われた。
特に下院は同じ与党でありながら、反ジルマ・ルセフ大統領の急先鋒であるエドゥアルド・クーニャ氏(民主運動党)が出馬し、必死に対立候補を立てて阻止をしようとした政府および労働者党の努力もむなしく、最初の投票で圧勝した。
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連邦政府は(2月)11日、エドゥアルド・ブラガ鉱山動力相が提案していた夏時間を1カ月延長するプランを退けたと12日付伯字各紙が報じている。
同鉱動相はジウマ大統領との会談後、「夏時間を伸ばすと一部地域は日の出が遅くなり、朝の消費電力があがる。2月22日終了で準備をしていた民間航空会社への負担も大きいため、夏時間は2月22日をもって終了することとした」と記者団の質問に答えた。
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(2月)11日12時50分頃、エスピリトサント(エスピリットサント)州(ES)サンマテウス市の沖合い120キロで作業中のペトロブラス社(ブラジル石油公社、以下PB)の原油採掘船で爆発が起き、死傷者が出たと12日付伯字各紙が報じている。
この事故の被害者は12日午後2時現在、死者5人、負傷者25人、行方不明者4人と報じられており、2001年リオ州北部で起き、11人の死者が出た採掘船の爆発事故以来、最悪の事故となった。PBで死者の出た事故はこの5年間で50件を数える。
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飛行機の燃油サーチャージが2月1日に下がったばかりだが、原油価格は世界的に半年前から40%近く下がっている。日本は原油安の恩恵を受ける国の一つで、ガソリン価格の値下がりでその恩恵を実感している人も多いはず。一方で産油国にとってはかなりの逆風だ。
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サンパウロ市市営の医療機関では、今年に入って既に断水が起きたところが113カ所あり、そのうちの76カ所は聖州水道公社(Sabep)の給水車の緊急出動を必要とした。
渇水危機が医療機関に及ぶ様子を9日付の伯字各紙が報じている。
この数値はサンパウロ市内780カ所の市営医療機関に限ったもので、113の医療機関では計633回の断水が発生。内51件はSabepの給水車の派遣さえなかった。
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