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期待されるリオ・オリパラの遺産(2)

2016年リオデジャネイロ・オリンピック・パラリンピックのメイン会場が設置される市の西部地域バハ(バーハ)・ダ・チジュカ地区(以下、バハ、バーハ)の統合が進むことにも期待したい。

近年、居住地がすでに満杯状態のゾナ・スル(スウ)(市の南部地域)からバハ(バーハ)のより広い住環境に移住する動きが進んだが、事業所があまり立地していないバハ(バーハ)は生活するだけの街として発展し、バス以外の公共交通機関がなかったこともあって、住民は長距離の車通勤を余儀なくされてきた。


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期待されるリオ・オリパラの遺産(1)

2016年に開催されるオリンピック・パラリンピックのリオデジャネイロ大会に向けて、現地では急ピッチで会場および関連施設の整備が進められている。

アスリートたちがどんなに素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるのか、特に日本人選手の活躍が楽しみであるが、ここではそのことはさておいて、オリンピックの遺産(レガシー)がリオデジャネイロ市をどのように変えていくのか、都市交通システムの影響を中心に紹介してみたい。


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リオデジャネイロ発祥のビーチスポーツ“フレスコボール”初のジャパンオープン、神奈川県三浦市で開催される

8月8日(土)と9日(日)の2日間にわたって、神奈川県の三浦海岸で、フレスコボールの日本初となる公式試合「フレスコボール・ジャパンオープン2015」が開催された。

フレスコボールとは、日本の羽子板のようにペアでラケットを使ってボールを落とさないように打ち合うビーチスポーツ。発祥はリオデジャネイロのコパカバーナビーチで、世界各地で競技も行われている。競技では、スピード感のある打ち合いをいかに華麗に行えるかが、審判によって採点される。


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“リオ名物”石畳舗道のイメージを建築に取り入れたコパカバーナの「映像と音の博物館」(MIS)

7月23日、既に全体の約70%が完成していることを、リオデジャネイロ州政府が公表したコパカバーナ海岸沿いに建設中の「映像と音の博物館」(MIS)。

同博物館の大胆な建築のフォルムは道行く人々の目に止まり、話題になっているようだ。

コパカバーナの「映像と音の博物館」(MIS)の建築プロジェクトは、2009年に国内外の著名な建築会社7社によって行われたコンペティションによって選ばれた、アメリカ合衆国の建築事務所ディラー・スコフィディオ&レンフロが請け負った。


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サンタテレーザの路面電車、運行再開に向けてテスト走行行われる

7月7日(火)、リオデジャネイロ市サンタテレーザ地区で、同地区名物のボンジ(路面電車)の14車両の内、4車両がテスト走行を行った。現地メディア「エスタダォン」(同日づけ)などが伝えている。

路面電車は6名が犠牲になった事故が起こったことから2011年8月以来、運行を停止している。11月から復旧が行われ、工事には1億3000万ヘアイスの予算が計上されているという。


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