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世界最大規模、サンパウロのゲイパレード今年も開催
2014年のテーマは「同性愛嫌悪を犯罪に」

ゲイパレ2014

サンパウロで毎年開催されるゲイパーレードは、世界最大規模のゲイパレードのひとつ。2014年は5月4日(日)に開催された。現地メディア「G1」(5月4日付け、電子版)が伝えた。

今年で第18回目となる「Parada do Orgulho LGBT(レズビン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの誇りのパレード)」。

今回のパレードのテーマは、同性愛嫌悪を犯罪として罪に問えるための法整備化。パレードには多種のジャンルの賛同者が集まり、法律による同性愛者の権利保護をアピールした。

トリオエレトリコ(テクノなどエレクトリックサウンドを鳴らす山車)に先導された行進は正午からパウリスタ大通りのサンパウロ美術館近くからはじまり、夜、旧市街区のヘプブリカ広場で終わった。その後参加者は広場で行われていたヴァネッサ・カマルゴのコンサートを鑑賞した。軍警察は同日夕方の時点でまだ推定参加者数を公表していない。

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このイベントの模様は世界各地でも報じられた。アメリカ合衆国インディアナ州のメディア「The Republic」は、「この差別がある限り、我々は街に繰り出します」というドラッグクイーンTchaka チャッカとして知られている俳優Valder Bastos ヴァウデール・バストスのコメントを紹介している。

「私たちは様々なタイプの差別と戦っています。同性愛嫌悪だけでなく人種差別など、あらゆる差別と闘うためにここにいるのです」(ヴァウデール・バストス)

また、サンパウロ州のGeraldo Alckmin ジェラウド・アウキミン州知事は、パレードが開催されているパウリスタ大通りの歴史的な建物をリフォームして、同性愛者の博物館に作ると発表したという。

ゲイ活動家やパレードの主催者は、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの人々に対する差別を禁止する法律は、ブラジルでは遅れていると述べた。同性愛者に対する差別行為自体を犯罪とすることがLGBTのコミュニティのメンバーに対する暴力を減少させると、支持者たちは言う。

ブラジルの人々が合法的に手術を受けられることや、裁判官の承認を必要とせずに自分の性別を変更することができるように、隣国アルゼンチンに見倣った法律が欲しいと述べた。

2013年にはジウマ(ルセフ)大統領が、LGBTの権利を守るためのセンターを設立するプランを公表していたが、同性愛嫌悪に関する犯罪を報告するホットラインに関して、ツイッターで言及したという。

(文/加藤元庸、写真上/Getty Images、写真下/Daniel Mello/Agência Brasil)
写真下はパウリスタ大通りで行われたゲイパレード、写真上は参加者のひとり

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