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ブラジルで航空機の発着遅れにペナルティ制度

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W杯に伴う大規模な人の流れによって予想される混乱を防ごうと、国立民間航空機局(ANAC)は12日、航空各社や小型ジェット機所有者、パイロットらに対し、定められた便の発着時間が遅れた場合などに罰金を科し、場合によってはパイロットの免許停止、航空機の使用停止なども行うと発表した。(5月)12、13日付伯字紙が報じた。

11日に記者会見を開いた同庁のマルセーロ・グァラニーズ長官によれば、全国42空港(そのうち16がW杯開催都市とその周辺にある)で1千人を配置して監視を行う。

同長官によれば、離着陸の遅れなどで、予め申請し、許可されたスロット(発着枠=航空機が離着陸するために空港の滑走路を使用できるよう確保された時間帯)に滑走路を使用しなかった場合、大型機(航空会社)には1万2千~3万レ、小型機には7千~2万1千レの罰金が科される。許可されたスロットとは異なる時間に発着した場合の罰金は、それぞれ2万4千~6万レと2万1千~4万2千レとなる。許容されるのは15分の遅れのみ。

また、許可されたスロットが無いにもかかわらず発着した場合は金額が上がり、大型機には3万6千レ~9万レ、小型機には2万1千レ~6万3千レの罰金を科す。

さらに、罰金に加え、小型機のパイロットに対しては最大180日間の操縦免許停止、W杯終了までスロットの使用停止という重い措置となる。小型機のパイロットが外国人の場合、ブラジルで飛行機を操縦する許可が取り消され、航空機も強制的に国外に出すことを義務付けられる。

ただし、これら罰金は天候が原因で遅れた場合には適用されない。
スロットが適切に使用されなかった場合に罰金を科すのは、伯国では初めて。この措置は6月5日から適用となり、W杯後も続く。

聖州グァルーリョス空港の第3ターミナルは11日、新しくオープンしたが、同じ日にオープンする予定だったカンピーナス市のヴィラ・コッポス空港の新ターミナルは未だ完成していない。

同長官は工事を担当するコンソルシオに、工事の遅れに対して最大1億7千万レ、期日超過分として1日最大170万レの罰金を科すとし、「工事の遅れは年初から明らかだったが、作業は加速されると信じている。しかし、新ターミナルは未だどの部分も使用できない状態だ」と説明した。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Antonio Cruz/Agência Brasil)
写真は5月11日、マナウスのエドゥアルド・ゴメス空港

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