カテゴリ : エンターテインメント 社会
2014年 11月 11日 18:04
動物の里親を募集するキャンペーンが、サンパウロファッションウィーク(SPFW)開催中の5日(水)、ホナウド・フラガのショーのなかで行われた。現地メディア(「ego.」「gnt」など、共に同日づけ)が報じている。
ショーが始まる前、挑発的な衣装を身にまとったスレンダーなモデルの代わりにキャットウォークに登場したのは茶色の雑種犬と、スセッゴという名の白い犬の、2匹だったという。
”ドッグウォーク” と呼ばれたこのショーは、デザイナーのホナウド・フラガと「”動物に希望を”プロジェクト(PEA)」との共同で行われたキャンペーン。
2匹の犬と、彼らを誘導するモデルの胸には、「動物はブランドではない。買うのではなく、里親に」という言葉が掲げられた。
このキャンペーンの結果はすぐに現われ、なんとスセッゴ君は、イベント終了後にファッションショーを見に来ていたお客さんに引き取られていったという。
(文/柳田あや、写真/東リカ Rika Higashi)
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