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くま印でお馴染みの人気アイス「ジレット」、
パッケージに記載された商品由来が作り話だったことが発覚

ジレット アイス

広告自動規制委員会(CONAR)は(12月)11日、ブラジルの人気アイスクリーム・メーカー、ジレットに対し、製品の裏側に書いている同アイスクリームの由来についての記載を変更することを求めた。

ジレットは、「イタリアから来たアイスクリーム」ということを売りにした商品として、ここ数年注目を浴びていた。

その秘訣は、新鮮なフルーツやクリーム、ピスタチオなどのナッツの味もさることながら、パッケージの裏に書いてある商品の由来にもあった。

それによるとジレットは、1922年にイタリアでノンノ・ヴィットーリオ(ヴィットーリオじいさん)によって作られた。ノンノ・ヴィットーリオは第2次世界大戦後、ブラジルに渡り、個人のアイスクリーム店を開いてひそかな人気を呼んだ。現在発売しているジレットの製品は、そのノンノ・ヴィットーリオのオリジナルのレシピに忠実に作られている、というのだ。

ブラジル、とりわけサンパウロではイタリアは「アイスクリームの名産地」としての印象が強く、実際にイタリアン・アイスクリームの個人営業の店も少なくない。

そうした背景もあり、2008年からスーパーなどで売られはじめたジレットは、「安い値段で買える高級ピコレ(棒付アイス)」のイメージで売上げを伸ばし、注目の商品となり、2013年にはブラジル屈指の大富豪、ジョルジ・パウロ・レマンが同社の株の20%を購入したほどだった。

ジレット アイス

だが、今年になり、そのノンノ・ヴィットーリオが存在しない人物であることが発覚。そのことは大きく報道され、今回の処分となったわけだ。

奇しくも、ジレットの台頭後、特にサンパウロでは「アイスクリーム戦争」とでも言うべき、グルメ・アイスクリームの店舗開店や商品開発のブームが起こり、特に「メキシコのアイスのレシピを参考にした」と謳うロス・パレテロスや、高級イタリアン・アイスクリームを銘打ったバッチオ・ディ・ラッテなどの人気が急上昇し、ジレットに迫っている状態でもあった。(12日付G1サイトより)

(記事提供/ニッケイ新聞、写真上/divulgação、写真下/Reprodução)

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