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エリス像に会えるポルトアレグレ(ポルトアレグリ)の文化施設「ガゾメトロ」

エリス・ヘジーナ

今日1月19日はエリス・レジーナ(ヘジーナ)の命日。というわけで、エリスに関する話題を。

MPBの大物歌手エリス・レジーナはポルトアレグレ(ポルトアレグリ)生まれ、11歳の時にこちらのラジオ曲に初出演、以後彼女は大スターとして羽ばたいて行きました。

その功績を讃えて建てられた彼女のマイク姿の銅像がガゾメトロで見られます。ポルトアレグレに来た際には、会いに来てください。

ガゾメトロは、ブラジル・ミリタリー博物館があるアンドラダス通りをさらに真っ直ぐ進んだ所にあります。こちらの建物は石炭による火力発電所として1928年から1974年まで稼働してましたが、改修保存され、現在は市のカルチャーセンターとしての役目を果たしてます。

ガゾメトロ

6階建てになってて、そこにはエリス・レジーナの名前が付いた劇場、上映室等各ホールや会議室もあります。

4階にはテラスがあって、グアイバ川が一望できて、日の出のスポットでもあり、そちらからW杯でも利用されたインテルのベイラ・ヒオ・スタジアムも見えます。川沿いの通りは、日曜日はホコ天、シマホン(南部ガウショが愛飲するお茶)を飲みながらの散歩、スケーテイング、サイクリング等、午後は賑わってます。

シマハォン

パゴージの音も聞こえてましたね。フットサル・コートでは汗流すお父さんたち、ここガゾメトロではインテルもそしてライバルのグレミオも仲良く一日を過ごしてます。

(写真・文/土居清光エミリオ、記事提供/土居清光エミリオFacebook
エリス・レジーナ(ヘジーナ)は1982年1月19日、この世を去った。通夜が行われたサンパウロ市のバンデイランチス劇場を訪ねる弔問客の列は23時間も続いたという

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