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サンタテレーザ名物の路面電車の復活工事、いつ終わる? 近隣住民からはクレームも

サンタタレーザのボンジ

リオデジャネイロのサンタテレーザ地区に、再び名物のボンジと呼ばれる路面電車を走らせようと、2013年に復旧工事を始めてはや2年ーー。住民たちは、長引く工事による生活の不便を訴えていると、4月13日づけ「G1」が報じている。

復旧工事は続けられているが、新たに補修が必要な個所が見つかり、”もっとも素晴らしいこの都市の交通”の復活はまた延期された、と記事はいう。

近隣住民は、「常に物が運ばれてくるよ」と訴える。

「それは膨大な量のほこり。本当に酷いよ!」

「サンタテレーザはこんな騒々しいところではなかった」

「帰宅ピークの時間に仕事から戻ると、家の近所は大混雑している」

「タクシー運転手は工事のせいでこの地区に登りたくないため、時に車を出さないといけない。面倒くさいよ」等々、住民たちのクレームは後を絶たない。

州交通局によると、このプロジェクトが完了する予定日は今のところまったくの白紙(!)なのだという。

サンタテレーザのボンジ

なんでも、第一回目のストレッチテスト段階で、石畳とレールとの結合部が完璧ではないという新たな問題が発見されたのだとか。ブレーキのフル稼働を損なう高低差が存在するため、乗客の安全を確保するためにも、より多くの作業が行われる必要があるという。

「当局の技術者がプロジェクトの執行ミスを見つけました。レールを切断することが解決方法です」とは、交通局のカルロス・オゾリオ氏。

これらの修復は木曜日から開始し、ラルゴ・ダ・カリオカとラルゴ・ド・クルヴェロ間の最初の伸張オペレーションに入る月末までには、完了の予定だという。

一方で、プロジェクト全体が完了する日付が決まっていないことを、同氏は認めているという。当初の約束では、ワールドカップの開催前に路線が配置され、ボンジが循環するはずだったのだが・・・。工事を担当するエウモアズヴィ社も、日程についてのコメントをしていないという。

サンタテレーザ名物のボンジは、2011年にシステムメンテナンスの欠如による死者6名、負傷者50名の重大な事故を起こし、運行を停止していた。

(文/柳田あや、写真上/André Gomes de Melo/GERJ、写真下/Andre Gomes de Melo/GERJ (05/06/2014))
写真上は普及工事が始まったころ、2013年。写真下は2014年に走行テストを行う新型ボンジ

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