ブラジル選手団のマスコット、ジャガーのジンガ君、お披露目に
2015年 06月 24日6月23日、オリンピックデーを記念する祝典がリオデジャネイロ、バーハ・ダ・チジュッカ地区のマリア・レンキ・ウォーターパークで開催された。
このイベントの中でブラジル・オリンピック委員会は、ブラジル選手団のマスコット、ジャガー(オンサ・ピンターダ)のジンガ君を披露した。
ジャガー(オンサ・ピンターダ)はブラジルに住む動物の一種。マスコットの制作チームは、ジャガーが強い動物であるだけでなく、ブラジルの民話や伝説にも登場して国中で知られている動物であることも、題材に選んだ理由のひとつだと語った。
「私たちは、ブラジル選手団と応援団の喜びや熱意の強さを表わすマスコットを作ろうと模索する中、それはジャガーだという結論に達したのです」(グスターヴォ・ド・アマラウ、イラストレイター)
ジンガはオリンピック・パラリンピックやパンアメリカン競技大会でブラジル選手団を応援する。
ジンガとは、ブラジルの伝統的な武術カポエィラの中で基本とされる体の動きのひとつであり、サンバやサッカーなどをたしなむブラジル人アスリートにも、その精神やリズムが備わっているといわれている。
(文/麻生雅人、写真上/Beth Santos/Prefeitura do Rio de Janeiro、写真下/Roberto Castro/ME)
ブラジル選手団のマスコット、ジャガーのジンガ君