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【9月7日誕生日のブラジル有名人】トニ・ガヒード

トニ・ガヒード

トニ・ガヒードことアントニオ・ベント・ダ・シウヴァ・フィーリョは、リオデジャネイロ州ヘアレンゴの出身。1967年9月7日生まれの48歳(2015年)。歌手、作曲家、俳優など、多才でカリスマ性のあるブラジル人アーティストの一人。

アーティスト名の “ガヒード” は、息子同然に育ててくれたガヒード家から名づけた。

理学療法の学位を持つ一方で、バイリ(ダンスホール)で演奏される音楽からジャズ、ロック、ボサノヴァといった、あらゆるジャンルの影響を受け、常に生活の中には音楽の存在があった。

ソウル・グループ、ベウのボーカルとして音楽のキャリアをスタート。射撃手ホマーリオに敬意を表した曲「ホマーリオ」で、成功を収めた。ベウは1991年に、イベントに出演するため来日もしている。

1994年、ボーカルが脱退したシダーヂ・ネグラに加入する。トニの加入により、バンドの基礎となるレゲエからは逸脱することなく、よりメロディアスでポップでダンサブルな曲調になっていく。

全国公演を行ったり、「オンヂ・ヴォセ・モーラ?」、「ペンサメント」、「ドトール」などのヒット曲を生み出すなど、シダーヂ・ネグラはブラジル音楽業界のトップグループとして、頭角を現していく。トニはその後もシダーヂ・ネグラのセンターに立ち続け、アルバム「オ・エレー」をリリース、ダブルプラチナディスクを獲得した。

1999年、第二の夢であった映画出演を果たす。「オルフェ」でサウンドトラックを歌ったほか、主人公のオルフェを演じた。「オルフェ」は1959年のフランス映画「黒いオルフェ」を現代のブラジルを舞台に作り変えたリメイク作品。監督はカカ・ヂエギス。

美しい挿入歌「ソウ・ヴォセ」は、トニが映画の中で歌うためにカエターノ・ヴェローゾによって作曲された。

また、リオの若者たちの姿を描いた青春コメディ映画「コモ・セール・ソウテイロ」のサウンドトラックとして初めてソロでリリースした「ソウテイロ・ノ・ヒオ・ヂ・ジャネイロ」も、トニのキャリアの中で記念すべき一曲となった。

2000年、ブラジル国内初の “ディスコダブ” 「ヒッツ・イ・ダブズ」のレコーディングのためヨーロッパへ。30万枚以上を販売したヒットアルバムとして、ブラジル音楽の歴史に刻まれた。

2002年、シダーヂ・ネグラでのキャリア15周年を祝し、ジウベルト・ジウとともにライヴ盤「アクースチコMTV」 を発表。「エキストラ」のほか、未発表の2曲「ベルリン」「ヂラソウ」も演奏した。アンジェリカが司会を務めるTVグローボの人気番組「ファーマ」にも出演した。

2005年、静岡県袋井市で開催された「ブラジリアン・サマー・フェスティバル」への出演のため、シダーヂ・ネグラとして初来日。バンドでは過去に2度来日がアナウンスされたもののキャンセルになっており、3度目の正直でようやく実現した。

2008年、バンドを脱退し、トニはソロとしての活動を展開していく。

2010年には、ファーストソロ「トド・メウ・カント」を発表。

2012年、トニがシダーヂ・ネグラに復帰。

2013年には「ヘイ! アフロ」をリリース。レゲエ、ダブ、サンバ・ホマンチコ、ソウルが融合した「コンタート」などはシダーヂ・ネグラならではのサウンド。

2014年、「名古屋ブラジルフェスタ」にゲストとして来日。在日ブラジル人が多く集まるフェスティバルで、10,000人以上がステージに押し寄せた。

2015年9月27日には、ブラジル最大のロックの祭典「ROCK IN RIO 2015」に出演予定。また、オリンピック開催とROCK IN RIO 30周年を記念して、2016年に発売が予定されているソングブックにもシダーヂ・ネグラは参加している。

(文/柳田あや、写真/麻生雅人)
写真は2014年、名古屋市。名古屋ブラジルフェスタ2014にて

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