カテゴリ : エンターテインメント トラベル
2015年 09月 6日 10:58
リオデジャネイロでは、同市で現在開催中の第17回リオデジャネイロ国際ブックフェアに連動した文化プログラムの一環として、隣国アルゼンチンにオマージュをささげたふたつの企画展が開催されている。
ふたつの企画展が開催されているのはリオ市の旧市街区(セントロ)。アルゼンチンの文化庁の主催、在ブラジル・アルゼンチン大使館の後援によって行われている。
9月5日(土)には、リオ州立公園図書館で、アルゼンチンで最もポピュラーな4コマまんがの主人公である女の子「マファルダ」の生誕51周年を祝う、ブラジルでは初となる展覧会「マファルダ・ナ・ソパ」がはじまった。アルゼンチンのユーモアまんがを代表するキャラクターの生みの親であるまんが家のキノ自身にもオマージュが捧げられている。
同展覧会には、キノが手掛けたマファルダ以外の作品も紹介されている。その中には、雑誌「7日間」に掲載された作品や、フアン・カルロス・オンガニーアの軍事政権を批判した1968年の有名な作品の原画などもある。また、アルゼンチンのその他のまんが作家や、ブラジルのマウリシオ・ヂ・ソウザの作品も展示されている。
アルゼンチンのまんが家トゥッテことフアン・マルティンス・ロイゼウさんは、展覧会の開会式で、アルゼンチンの人々の人生の中でマファルダの存在がいかに重要かについて語った(次ページへつづく)。
(記事提供/Agência Brasil、写真/Tânia Rêgo/Agência Brasil)
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