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タトゥーを消せるクリーム、ブラジルで話題

タトゥー

今年(2015年)の2月にでグローボ系列の経済誌「ペケーナス・エンプレーザス・イ・グランヂス・ネゴーシオス」(電子版)が伝えた、タトゥー消しクリームのニュースが、今、ブラジルのSNSで話題になっている。

ブラジル大都市のダウンタウンでは日本のネイルサロンのごとく、ごく当たり前のようにタトゥーを入れてくれる店を見かける。

市民にとってタトゥーを入れることは特別なことではない一方、若気の至りで入れてしまった元カレや元カノの名前タトゥーをどうするか頭を悩ませる人も少なくないようだ。

そんな人たちへの朗報となる、「ペケーナス・エンプレーザス・イ・グランヂス・ネゴーシオス」誌の記事の「いいね!」は、27万件を超えている。

クリームを開発したのはカナダ人の学生、アレック・ファルキナムさん。彼によれば今までレーザーを使って痛い思いをしなければ消せなかったタトゥーが、理論上、このクリームを塗ることで消せるのだという。

商品名はビシフォスフォネイト・リポソマル・タトゥー・リムーバル(通称「BLTR」)で、価格は4.5USドル。この価格で10平方センチメートルのタトゥーが消せる。今までのレーザーによるタトゥー消し施術料金が75USドルから300USドルだったことに比べると格安だ。

アレックさんはカナダのダルハウジー大学で病理学を先行する学生。クリームのアイデアは彼自身が初めてタトゥーを入れたときに浮かんだという。このタトゥーを入れたことを将来後悔するかもしれない、という考えが頭をよぎったのだ。そこで苦痛なくこの問題を解決する方法を考え始めた。

彼が開発した商品「BLTR」は色素の吸着をコントロールするマクロファージ細胞に直接働きかける。クリームは体の中で新しいマクロファージ細胞の生成を促進するため、タトゥーがある個所に塗ると、皮膚が新しい細胞に入れ替わり、苦痛を感じることなくタトゥーを消すことができるのだという。

ただしBLTRはまだ試験段階で、商品化までの期間等は未定とのことだ。

(文/余田庸子、写真/TattooArteBTU)
ブラジルではタトゥーはポピュラー。写真はサンパウロのタトゥー・スタジオ「タトゥーアルチBTU」の作品

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