パールジャムが廃水ダム決壊事故の被災地に10万ドルを寄付

2015年 12月 6日

鉱山廃水ダム決壊事故 ミナス

グローボ系ニュースサイト「G1」が12月1日(火)づけで伝えたところによると、アメリカ合衆国のロックバンド、パールジャムが、同日づけでミナスジェライス州の鉱山廃水ダム決壊事故の被災地に10万ドルの寄付を行うと告知したという。

告知はツイッターを通じて行われた。

11月20日にミナスジェライス州のベロオリゾンチ市で行われたパールジャムのコンサートで、ボーカリストのエディ・ヴェダーは「決壊事故に責任がある者たちは厳罰を受けるべきだ」と語ったという。

エディーはコンサートの途中で環境被害をもたらした企業に関してポルトガル語で強いメッセージを送った。

「決壊事故は川の生物たちの命を奪った。にもかかわらず事故の当事者たちは未だに利益を上げ続けている。我々は彼らが自分の犯した罪の重さを忘れないために、厳罰が下されることを望んでいる」(エディー・ヴェダー)

4万2000人の観衆はその言葉に喝采を送った(次ページへつづく)。

(文/余田庸子、写真上/Antonio Cruz/Agência Brasil (09/11/2015))
写真は11月9日、被災地のベントホドリゲス市で行方不明者探索などの活動する消防署員

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