2018年 05月 26日 14:55
今年こそユニフォームに飾る星の数を6つに増やしたいサッカー・ブラジル代表が、約12年ぶりに、あるクラシック・スタイルを復活させようとしているという。
2018年、ワールドカップ・ロシア大会に向けてチチ監督率いるブラジル代表は、チームの公式スーツをブラジル人ファッションデザイナーの手で新調していると「グローボ・エスポルチ」などが伝えている。
ワールドカップに出場する各国のサッカー代表は、国の代表を応援すべく母国のブランドや衣料メーカーが手掛けた公式スーツを着用していることが多い。
たとえばイタリア代表は、ミラノを拠点にしているラグジュアリー・ブランド、ドルチェ&ガッバーナが用意するダークブルーのスリーピースを着用。イタリア国旗の3色を使ったワッペンが胸に飾られている。
2014年のブラジル大会で優勝したドイツ代表は、やはり母国のメッツィンゲンを拠点とする高級ファッションブランド、ヒューゴ・ボスのスーツで、やはりダークブルー系。また、ヨアヒム・レーヴ監督はヒューゴ・ボスのメイド・トゥ・メジャーのスーツを着用という紳士ぶり。
紳士の国、スーツ発祥の国であるイングランドは、1998年のフランス大会ではポール・スミスのスーツを着用。2010年の南アフリカ大会からは、大衆的大手小売りチェーン、マークス・アンド・スペンサーの用意したグレーのウール&モヘアのスーツを着用している。同展は199ポンドのレプリカ・スーツを売り出し、人気を博した。
フランス代表は、日本人テーラー鈴木健次郎氏がフィッターを務めていたことでも知られる、フランスを代表する高級メゾン、フランチェスコ・スマルトのスーツ。
さて、それではブラジル代表はとえいば…。
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(文/麻生雅人、写真/Lucas Figueiredo/CBF)
写真は6月10日、ソチに上陸したブラジル代表(2018年6月11日追加掲載)
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