ブラジル3大カーニバル集団「夜明けの雄鶏」(ヘシーフィ)

2013年 08月 6日

Galo da MAdrugada 2009

ペルナンブッコ州ヘシーフィ(レシフェ)は、リオデジャネイロ、サルヴァドールと並んでブラジル3大カーニバルの開催地として大変よく知られた都市で、そのパレードの盛り上がりは過去にギネスブックでも取り上げられたほどです。

2月中旬に開催された今年のカーニバルでも、5日間で集まった280万人は、雄鶏の形をした巨大人形を先頭に、大きなスピーカーを搭載したトレーラーで主要街道を賑わし、また、練り歩くマーチングバンドや仮装行列などで、街全体がまさにお祭り騒ぎ。他にもFrevo(フレボ)と呼ばれる躍動感あふれる踊りや、Maracatu(マラカツ)という打楽器も、ヘシーフィのカーニバルを彩る伝統芸能です。

(写真・文/加藤塁)
写真は2009年、ヘシーフィのカーニバル名物の「Galo da Madrugada(夜明けの雄鶏)」と街を埋め尽くす人々