サンパウロのファンキーなパーティ「ファンキー・ナゲッツ」

2013年 08月 10日

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今回、ご紹介するのはサンパウロで今年から始まったファンキー・ミュージックのDJパーティ「ファンキー・ナゲッツ」。

パーティを開催しているのは、サンパウロ市Santa Cecília(サンタ・セシーリア地区)にあるBoteco Prato do Dia(ボテコ「プラット・ド・ジア」)。

アナログ盤(=オリジナルのホンモノの音)で音楽を聴くことにこだわりを持つ店で、近年、ブラジルで加熱しているブラジル音楽アナログ盤レコードによる再評価・発掘シーンのひとつの拠点でもある。有名なDJ NUTS(DJナッツ)もここでパーティを開催している。

「ファンキー・ナゲッツ」はこの店の人気イベントで、2013年の2月22日にスタート。毎月開催されており、8月19日に第7回目(写真上)が開催される。

Pedro e Peba

「ファンキー・ナゲッツ」を主催しているのはサンパウロの2名のDJ・レコードコレクターのPeba Tropikal ペバ・トロピカウ(Veneno Tropikal、写真右) と Pedro Pinhel ペドロ・ピネェウ(Original Pinheiros Style、写真左)。

このフェスタは、ヴィラ・マダレーナ地区で流行している“サンバ・ホッキ”とも、また一線を画している。かかるのは、主に70~80年代の、アメリカ合衆国産やブラジル産のファンクや、アフリカ、ジャマイカ、ラテン諸国の音楽。映画「Cidade de Deus(シティ・オブ・ゴッド)」で描かれたバイリのようなファンキーな空間といえそうだ。

「ペバは「Veneno(ヴェネーノ)」というパーティを主宰していて、2011年にそこに俺が呼ばれたときに、ぺバがもともとのアイディアを思いついたんだ」とペドロ・ピネェウは語る。

「最初は“Black Rio(ブラッキ・ヒオ)”(70年代後半にリオで起きた黒人音楽のムーヴメント)にちなんだブラジルのファンクだけをかけるパーティを想定していたんだけど、ブラジルのファンクを基本にして、そのルーツになっている音楽やつながりのある音楽をミックスしたほうが、より豊かで楽しいものになると思ったんだ」(ペドロ)

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これまでにも同フェスタではゲストDJを招いているが、第8回にゲストDJとして招かれるのはミナスジェライス州ベロオリゾンチ市で活躍するDJ Zé Pequeno(ゼー・ペケーノ、写真)。その縁もあり、9月に開催される第9回は、今度はベロオリゾンチで開催される予定だ。

ボテコ「プラット・ド・ジア」
Boteco Prato do Dia
Rua Barra Funda, nº 34 – Centro
CEP: 01152-000 – São Paulo/SP

(写真提供/Pedro Pinhel、Zé Pequeno、文/麻生雅人)