JICAボランティア帰国報告会 参加者募集のお知らせ

2013年 08月 13日

寺薗佑介さん
●foto:寺薗佑介さん(JICA日系社会青年ボランティア日本語教師)

JICA横浜では、開発途上国で2年間にわたって活動した青年海外協力隊、シニア海外ボランティア、日系社会青年ボランティア、日系社会シニア・ボランティアの方々の報告会を開催する。

今回は、2013年3月以降に帰国された神奈川県出身のボランティアの方々が、現場での活動の様子や感じたことを報告。ブラジルでの活動を報告するボランティアも2名、参加する。日本とは異なる環境で直面した課題やエピソードを、生の声で聴くことができる貴重な機会だ。

現在、独立行政法人国際協力機構(JICA)では、日本政府のODA予算によりJICAボランティア事業を実施。開発途上国からの要請(ニーズ)に基づき、それに見合った技術・知識・経験を持ち、「開発途上国の人々のために生かしたい」と望む人を募集し、選考、訓練を経て派遣している。

事業の主な目的は、(1)開発途上国の経済・社会の発展、復興への寄与、(2)友好親善・相互理解の深化、(3)国際的視野の涵養とボランティア経験の社会還元となっている。

鶴田さんA
●foto:鶴田俊美さん(JICA日系社会シニアボランティア日本語教師~2013年)

日時:9月7日(土曜日) 13時から18時
会場:JICA横浜 4階 会議室「かもめ」「いちょう」「やまゆり」
主催:JICA横浜
後援:神奈川県庁、神奈川県経営者協会、神奈川県中小企業家同友会、神奈川県異業種連携協議会、横浜青年会議所

内容
・JICAボランティア事業の概況のご説明
・帰国ボランティア活動報告
・参加者交流会

<ブラジルでの活動報告>
1 日系社会青年ボランティア1名
職種 日系日本語学校教
任地 サンパウロ州サントス市
活動概要 日系日本語学校にて、現地教師と協力のもと、日本語授業の実施、授業のカリキュラム作成協力

2 日系社会シニア・ボランティア1名
職種 ソーシャルワーカー
任地 サンパウロ州グアルーリョス市
活動概要:特別養護高齢者施設を運営する日系福祉法人において、日本の高齢者福祉に関する知識及び技術の指導、要介護の在園者に対し日本語によるケア

■参加費:無料
■定員:100名(※先着順、定員に達した時点で締め切ります)

【参加方法】
・参加をご希望の方は、下記【申込・お問合せ先】へ、8月30日(金曜日)までに、「(1)氏名 (2)ご所属先 (3)ご連絡先」をお知らせください。

※ご注意
お電話で申込の場合の受付時間は下記の通りです。
・月曜日から金曜日(休日・祝日を除く)
・9時半から16時半(12時半から13時半を除く)

【申込・お問合せ先】
JICA横浜 市民参加協力課
担当:石井 実枝子(いしい みえこ)
電話番号:045-663-3221(直通) Fax: 045-663-3265
Eメール:Ishii-Mieko☆jica.go.jp(☆を@に変えて送信)

(文/麻生雅人、写真提供/JICA、鶴田俊美、寺薗佑介)

●写真上/JICA日系社会青年ボランティアとしてブラジルのサンパウロ州サントス市で日本語教師をつとめている寺薗佑介さんの活動。2012年2月、日本語学校の修了式後に行なわれた“おにぎり作り”の模様。はじめておにぎりを見る生徒も一緒になって、おにぎり作りを楽しんだ。寺薗さんの活動は、JICAボランティアの現在の活動の様子を伝える「WORLD REPORTER(http://worldreporter.jica.go.jp/)」で紹介されています

●写真下/JICA日系社会シニアボランティア日本語教師として2010年~2013年、マナウスで活動した鶴田俊美(浜松市出身)さん。マナウスと浜松をSKYPEで繋ぎ、浜松で行われた国際理解のイベント「グローバルフェア」の様子。鶴田さんいわく「マナウスの太鼓よさこいグループのみなさんが夜遅い時間にもかかわらず協力してくれました」

帰国後、鶴田さんは浜松エフエム放送のパーソナリティ、浜松市にある日系ブラジル人コミュニティのショップ「Servitu(セルヴィトゥ)」店長として活躍しています