ピラニア軍団もビックリな、ピラニアの姿揚げ

2013年 09月 6日

ピラニア姿揚げ_0574

渡瀬恒彦が発起人となったピラニア軍団にも名前が使われた、ピラニア。ポルトガル語の発音ではPiranha ピラーニャが近い。

「Info escola」によると、ピラニアは先住民族の言葉トゥピ語から派生してブラジルで生まれた言葉。「魚」を意味する”Pira”と「歯」を意味する”Ranha”を合わせたものだという。

ピラニアは観賞用に日本でもペットショップで売っているが、安いもので5,000円くらいから、人気のある大きなモノになると100,000円くらいする。

熱帯化、という言葉もささやかれる昨今は、密放流されたピラニアが野生で生き残っているというニュースも耳にするようになった。買ったはいいが、育てるのに飽きて捨てられるのだろうか。

飼うのには飽きてしまった。でも、密放流は生態系を狂わせる可能性がある。じゃあどうすればいいか? ...胃袋に入れればいいのだ。

ブラジルにはピラニア料理がある。ただしサンパウロなど都市部ではポピュラーではなく、ブラジルにいけばいつでも何処でも食べられる、というわけではない。ピラニアを日常的に食べるのはアマゾン地方。味は、淡白な白身魚の味だという。小骨が多いので、料理法によっては食べるのが面倒なこともあるが、刺身にしても焼き魚にしても、揚げても美味しいと言われている。

池袋サンシャイン水族館にて今日、9月7日(土)~10月14日(祝)に開催される「アマゾン展~赤い大河と生き物たち~」では、世界最小級のさるピグミーマーモセットや、国鳥オニオオハシ、熱帯魚ディスカスなどアマゾン川流域に生息する生き物たちが紹介される。

このイベント期間中、水族館内の「カナロア・カフェ」ではピラニアの姿揚げを各日先着3名限定で提供する。試してみたい方は、「フェスタ・ド・ブラジル」、会場についたらまず「カナロア・カフェ」へ!

サンシャイン水族館 
営業時間 10:00-20:00
入場料  大人(高校生以上)1,800円、こども(小・中学生)900円、幼児(4才以上)600円、シニア(65才以上)1,500円

(文/加藤元庸、写真提供/サンシャインシティ)