リオ在住の写真家・伊藤大輔写真展「FAVELA(ファベーラ)」
2013年 09月 29日9月30日(月)より東京・神保町のギャラリー「mestalla(メスタージャ)」にて、リオデジャネイロ在住の写真家・伊藤大輔さんの写真展「ファヴェーラ」がスタートする。
「Number」や「週刊プレイボーイ」など、日本の雑誌でも活躍している伊藤さんは、現在、リオのファヴェーラ、バビロニアに家族と共に居住。自らファヴェーラの住人となって、そこに暮らす人々と同じ視線でファヴェーラを撮影し続けている。
作家コメント
「リオ・デ・ジャネイロには1000以上ものファベーラ(スラム街)があるといわれている。その人口はおそよ150万人。リオ市に住む4人に1人がファベーラの住人だ。
ファベーラは長い間、麻薬犯罪組織と自警民兵によって支配されてきた無法地帯だった。
いつもは穏やかで海の見える高台に位置する美しいファベーラが一気に戦場と化すその姿はまさにカオス(混沌)だ。
今、2014年のサッカーワールドカップ、2016年のオリンピック開催を控えブラジル政府はファベーラ内の一掃作戦に躍り出た。UPPと呼ばれる治安維持警察が設置されるなどファベーラは日々刻々と変化している」
2013年9月30日(月)~10月12日(土)
伊藤大輔写真展「FAVELA(ファベーラ)」
13:00-19:00
祝日開廊・日曜休廊
gallery mestalla
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1F sen-ei bldg,2-3-5nishi-kanda chiyoda-ku Tokyo,JAPAN
Tel:03-6666-5500
Fax:03-6666-5856
http://www.gallerymestalla.co.jp/exhibisions/13/ito/index.htm
(文/麻生雅人、写真提供/伊藤大輔)