ジーコ、アル・ガラファ監督を解任される。リオのカーニバルでは行進のテーマに

2014年 01月 30日

ジーコ解任

元日本代表監督のジーコが、2013年に契約したばかりのアル・ガラファ(カタール)監督を解任されたと1月29日付け「UOLエスポルチ」が伝えている。

ジーコは2013年8月にアル・ガラファと2年間の契約をしたばかりだった。解任の原因はカタールリーグで3連敗喫した上に、タイトルのチャンスを逃してしまったことだという。今後、チームを率いるのはヘッド・コーチを務めていたチュニジアのハビブ・サジーク。

ジーコはアル・ガラファを含め、鹿島アントラーズ、CFZリオ(ブラジル)、日本代表、フェネルバフチェ(トルコ)、FCブニョドコル(ウズベキスタン)、CSKAモスクワ(ロシア)、オリンピアコス(ギリシャ)、イラク代表の監督を務めてきた。

自身のフェイスブックで解任の発表と今後の展望について語っている。

「本日付でアル・ガラファの指揮を離れることとなった。サッカーとは結果が全て、残念ながらここではいい結果を残せなかった。大歓迎されたのに期待に応えずとても悔しい。ブラジルに戻って家族と再会し、インペラトリスについて考えて行きたい」

リオのエスコーラ・ヂ・サンバ(サンバの団体)、インペラトリス・レオポルディネンセが、2014年のカーニバルの行進で、ジーコをテーマにする予定だ。

(文/Masao Asano、写真/Getty Images)
写真は1月6日(月)、ドーハのアル・ガラファ・スタジアムのジーコ。シャルケ04対アル・ガラファにて