F1のウィリアムズ、ペトロブラスとスポンサー契約

2014年 02月 18日

ウィリアムズ

ウィリアムズは、その技術的なパートナーとして、再びペトロブラスとタッグを組む。2月18日(火)、ブラジルのリオデジャネイロ、ペトロブラス本社で契約が締結されたと同日付け「オ・グローボ」(電子版)が伝えた。

署名式には、英ウィリアムズのチーム代表代理クレア・ウィリアムズ、ペトロブラスのマリア・ダス・グラッサス・フォステル社長が出席。契約期間は3年間で、契約内容は、ウィリアムズチームが2014年に使用するメルセデス1.6 V6ターボエンジン用の燃料や潤滑油の開発をペトロブラスが行なうというもの。

チームのドライバーはフェラーリから移ったフェリペ・マッサになるが、チームとペトロブラスの関係は、これまでも良い形で続いてきた。ペトロブラスは1998年からF1に参入、ウィリアムズのF1用の燃料を11年に渡り提供しており、両者の交流には歴史がある。

噂ではイタリアのマルティーニがチームのメインスポンサーになり、加えてもう1社、ブラジル銀行もスポンサーとして参加するという。ウィリアムズのブラジル色はますます濃くなりそうだ。

(文/加藤元庸、写真/Divulgação/Williams)
写真はフェリッペ・マッサ