明日4月22日から西武、そごう7店舗で「Oi! Brasil2014 イパネマの娘」開催

2014年 04月 21日

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そごう・西武では、西武池袋本店、渋谷店、そごう横浜店、千葉店、神戸店、広島店、大宮店の7店舗で4月22日(火)から5月12日(月)まで「Oi! Brasil2014 イパネマの娘」を開催する。

各店とも、ブラジルのファッション、雑貨、商品などを全館で展開。。ボサノヴァの名曲「イパネマの娘」をモチーフに、大人の高級リゾート「イパネマ」をイメージしたアイテムを中心に品揃えしているとのこと。

また、西武渋谷店でのブラジルフェアは昨年に続いて2回目となる。バイヤーによる買い付け商品も豊富にそろえてパワーアップしているという。

4月21日(月)、西武渋谷店にて「Oi! Brasil2014 イパネマの娘」開催を記念した式典が開催された。

駐日大使館ブラジルのファビオ・シュミット二等書記官さんは「西武とそごうの合同チームで行われる、ブラジル人のライフスタイルを紹介する大切なイベントの開会式に参加できることを嬉しく思います。3週間のイベントを通じてブラジルと日本の絆がいっそう強まることを願っています」と述べた。

「ブラジルの音楽やアート、製品のはクリエイティブな性質というのは、人種的、文化的な多様性に根差しています。ブラジルで手に入る原材料や天然資源の多様性を反映しています。カラフルで陽気、オールラウンドでオリジナルなブラジルのファッションは、歴史の中でブラジルを形作った人種や文化の混交の文化が生んだものです」(ファビオ・シュミット二等書記官)

西武渋谷店ではA館7階特設会場で期間中「イパネマの娘」カフェをオープン。サントリーが展開するブラジルのカシャッサ「51」をベースにしたカイピリーニャが飲めるバーが登場する。

サントリーの姫野州将海外事業部副事業部長は「サントリーは長年、カシャッサ『51』を輸入してまいりました。このカシャサを使って作る、ブラジルで最も人気があるカクテル、カイピリーニャをぜひ味わってください。ライム、砂糖を入れてつぶして飲む、大変ブラジルらしい夏に向いているカクテルです」と語った。

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今回のイベント「Oi! Brasil2014 イパネマの娘」とコラボレーションするリオデジャネイロ出身のイラストレイター、フィリッペ・ジャルジン氏は、1日ブラジルPRサポーター、歌手のマルシアさんと共に登場した。同イベントでは、フィリッペ・ジャルジン氏のイラスト・デザインを生かしたオリジナルのファッションや雑貨を販売するほか、西武渋谷店ではイラストの展示も行う。

「僕の作品はライフスタイルそのもの。たくさん旅行をするので、その体験も作品に反映されます」(フィリッペ・ジャルジン氏)

ふたりにとってブラジルとは? という質問には…。

「ブラジルといえば喜び。そしてサンバや、あらゆるものがミックスしているのがブラジルです」(フィリッペ・ジャルジン氏)

「そしてブラジルは広い! 日本の23倍の広さがある。そして遠い! 去年2回ほど帰りましたが、こんな遠かったっけって思いました(笑)。そして楽しい! 一度行ったら絶対また行きたくなる国です」(マルシア)

イベントのテーマになっている「イパネマの娘」に関しては、リオ出身のフィリッペさんとサンパウロ出身のマルシアさんは異なる印象を語った。

「『イパネマの娘』は誰でも知っている曲。僕はリオの生まれだから、この歌も自分が生まれ育った町の風景の一部です」(フィリッペ・ジャルジン氏)

「私の故郷はサンパウロ州(モジダスクルーゼス市)だから違うんですが…」(マルシアさん)

「田舎!田舎!(笑)」(フィリッペ・ジャルジン氏)

「田舎っぺいうな(笑)。でも、イパネマの娘のバーに、一度行ったことがあります。イパネマの海岸であの曲が生まれたんだと思ったら、貴重な場所ですよね。フィリッペさんにとっては当たり前の場所かもしれないけど、私にとっては感慨深い場所でございました」(マルシアさん)

そういいながら、マルシアさんとフィリッペさんは「イパネマの娘」のデュエットを披露した。

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イベントは明日4月22日から開催。

「Oi! Brasil2014 イパネマの娘」
会場:西武池袋本店、渋谷店、そごう横浜店、千葉店、神戸店、広島店、大宮店
会期:2014年4月22日(火)~5月12日(月)※西武池袋本店5月6日(火・祝)まで

(写真/文・麻生雅人)