ブラジルフェア「Abraços do Brasil ! ~ブラジルの抱擁~」を彩る、リアルなブラジルを伝える写真
2014年 05月 1日伊勢丹新宿店で開催中のブラジルフェア「Abraços do Brasil ! ~ブラジルの抱擁~」(5月6日(火・振替休日)まで)。
同フェアでは、ステロタイプのブラジルではなく、ブラジルが持つ文化の多様性を、ブラジルのライフスタイルや遊びなどを紹介しながら伝えている。その館内には、リオデジャネイロをはじめ、北東部のバイーア州やペルナンブッコ州などブラジル各地の景色や祭り、人々の暮らしの写真が散りばめられている。
写真を撮影しているのは写真家の荒川幸祐さん。荒川さんの写真は本館1階「ザ・ステージ」や本館2階「ザ・ステージ#2」をはじめとする館内の装飾やデザインに使用されている。
2002年からカポエィラを学び始めた荒川さんは、カポエィラがきっかけでブラジルを訪問。生き生きとした国民性や文化の素晴らしさに魅せられて何度も渡伯。2009年から、サンパウロの写真事務所CIA DE FOTOで研鑽を重ね、同時にFAAP大学(Fundacao Armando Alvares Penteado)の大学院で写真学を学び、現在はフリーランスのフォトグラファーとしてブラジルで活動している。
ブラジルに渡り生活者としてブラジルの社会の溶け込みながら、人々と交流する中で撮影した荒川さんの写真は、ブラジルの色彩や鼓動、喜びをリアルに伝えている。
「Abraços do Brasil ! ~ブラジルの抱擁~」特設サイトには荒川さんのインタビューも掲載されている。
(写真・文/麻生雅人)
写真上:本館3階「センターパーク/ザ・ステージ#3」Boa Tarde Records by Bonjour records
写真下:本館1階「ザ・ステージ」