イタケラォンで初の公式試合。コリンチャンスはホームグラウンドで勝利飾れず

2014年 05月 19日

イタケラォン0518

コリンチャンスのホームスタジアムになるアレーナ・デ・サンパウロまたはアレーナ・コリンチャンスで悲劇が起きてしまった。「ガゼッタ・エスポルチーバ」(5月19日付け、電子版)などが報じた。

記念すべきスタジアムで公式初試合を行ったコリンチャンス。相手はブラジル選手権1部リーグ最下位のフィゲイレンセ。

新しいホームスタジアムで格下相手を前にお祭ムードのコリンチャンスが勝利を確信していたのか、試合への集中が切れていたようだ。

コリンチャンスのホームグラウンドでの初得点は自分たちではなく、フィゲイレンセによるものとなった。

最終的には、これまでブラジル選手権で得点すらあげていなかったフィゲイレンセが1対0で勝ち、コリンチャンス祭に終止符を打つ事態に。

このスタジアムは2014年ワールドカップの開幕戦、ブラジルxクロアチアの舞台となる場所。ブラジル代表がコリンチャンスのようなな屈辱的な結果にならなければいいが…。

(文/Masao Asano、写真/Getty Images)
写真は5月18日にイタケラォンで行われたブラジレイラォンのコリンチャンス対フィゲレンセ戦。コリンチャンスのファギネル(左)とフィゲレンセのエヴェルトン・サントス(右)