2014年 06月 13日 14:00
ワールドカップの開幕前夜、アメリカ合衆国の「ピュー・リサーチセンター」は、世界各国の人々がブラジルのことを肯定的・否定的、どちらのイメージを持っているかという調査結果を発表した。6月11日づけ「G1」が報じている。
当センターは、今年の3月17日から5月23日に、37か国4万1千人以上を対象にアンケートを行ったという。果たして、その結果は…。
「ピュー・リサーチセンター」のデータによれば、全体の54%の人々がブラジルに対して肯定的なイメージを持っていたという。さらに、若年層はブラジルに対しより多くの共感を持っていたという。
最もブラジルに好意的な国はチリで、回答者の74%が良いイメージを持っていた。
一方で、アルゼンチンでは56%と半数以上ではあったものの、2013年の75%から低下しており、メキシコも、2012年は58%であったのに対し、41%と落ち込んだ。
合衆国、フランス、英国、ドイツの割合は、それぞれ51%、66%、51%、49%。
アジアでもっともブラジルに好意的な国は韓国の63%。日本はその次で61%。どちらも平均以上で好印象を抱いているという結果に。
また、同社による別の調査によると、76%のブラジル人が、自国が世界から尊敬されるべきであるという意見だったことが分かった。
(文/柳田あや、写真/Andrea Lobo/Secopa)
最もブラジルに好意的な国はチリだった。写真は6月12日、オーストラリアを相手に初戦を戦う母国を応援するため、クイアバに集結するチリのサポーターたち
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