ネイマール「夢はまだ終わっていない」ブルーナ・マルケジーニ「あなたの夢はまだ終わっていない」

2014年 07月 6日

コロンビア戦 ネイマール

フォルタレーザのカステラォン・スタジアムで泣き、恋人の苦しを分かち合っているかのように見えたというブルーナ・マルケジーニ。一晩経った7月5日、ネイマールについての長いメッセージをインスタグラムに投稿したと「グローボ・エスポルチ」(同日づけ)が伝えている。

ブルーナはメッセージの冒頭では、聖書のヨハネ伝13章7節にある「わが爲(な)すことを汝(なんぢ)いまは知らず、後に悟るべし」という一節を引用。「チップはまだ手を離れていない! 苦しさについて話したくない。痛みについても、不公平についても」と、ポジティヴなメッセージを発信した。

メッセージはネイマールとメッセージを読むすべての人に送られている。

首に刺青として掲げてもいる「tudo passa(トゥド・パッサ)」など、ネイマールが常に口にしていたポジティヴな言動を振り返りながら「あなたと、突き進んで行く代表のみなさんのために祈ります」と記し、代表の優勝を夢見ていたネイマールに対し「あなたの夢はまだ終わっていない、実現します!」と綴った。

メッセージは「愛しています、ずっと最後まで一緒にいます」と締めくくられた。

また、ネイマール本人は、家族のもとで怪我を回復させるため、7月5日(土)午後早くにヘリコプターでグランジャコマリーを離れ、サンパウロ州グアルジャ市にある自宅に向かったと同日づけ「オ・グローボ」が伝えている。

CBFが公表したメッセージの中でネイマールは「ワールドカップの決勝で戦う夢は叶えられなくなったけど、世界チャンピオンになる夢はまだ終わっていない。自分は2試合に出られないけど、僕の仲間たちがトロフィーを掲げるために全てを賭けることを信じている」と語った。

(文/麻生雅人、写真/Marcello Casal Jr/Agência Brasil)
7月4日、カステラォンでのブラジル対コロンビア戦。怪我をする前のネイマール