ワールドカップ閉会セレモニーにはイヴェッチ・サンガロ、ヂダー、アレシャンドリ・ピリスらが出演

2014年 07月 14日

カルリーニョス・ブラウンとシャキーラ

FIFAワールドカップブラジル大会、ドイツ対アルゼンチンの決勝戦に先駆け、7月13日(日)マラカナン・スタジアムでは閉会セレモニーが開催された。現地メディア(「オ・グローボ」、「UOL」、「エスタダォン」、同日づけ、電子版)などが伝えた。

約18分という短いパフォーマンスで、あわただしい感じだったと「オ・グローボ」は伝えている。また、「エスタダォン」によるとセレモニーが始まったときには観客席はまだ半分ほどしか埋まっていない状態だったという。

ドタキャンが報じられたものの最終的には出演したジェニファー・ロペスも登場した開会セレモニーは、そのジェニファーとクラウヂア・レイチ、ピットブルによる大会公式ソング「we are one」がもともと国内で不評だったこともあったが、口パク疑惑が飛び出すなど、批判もでていた。

閉会セレモニーでまずFIFAが用意したのは、ブラジルの代表的なイメージのひとつサンバ。エスコーラ・ヂ・サンバ、アカデミコス・ダ・グランヂ・ヒオの打楽器隊とダンサーたちが出演した。

同団体の、バイアーナと呼ばれるパートのダンサーたちが、大会に出場した32ヶ国の国旗を掲げて踊り、セレモニーのビジュアル面を担った(次ページへつづく)。

(文/麻生雅人、写真/Marcello Casal Jr/Agência Brasil)