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安倍首相、ジウマ大統領と会談、9項目の協定に署名。ジウマ大統領は豚肉に続き牛肉の輸入解禁への期待を表明

署名協定を交換 安倍首相 ジウマ大統領

また、ジウマ大統領は安倍首相に、2013年に日本がサンタカタリーナ州産の豚肉に市場を解放したことへの感謝も述べた。

「私は、日本がブラジルからの熱処理牛肉の輸入解禁を行うことを期待していることも表明しました」(ジウマ大統領)

プラナウト宮(大統領府)での会談の後、安倍首相とジウマ大統領は、イタマラチー宮(外務省本部)で行われた両国代表団の昼食会に参加した。

大統領は、ブラジルと日本が、社会的平等と持続可能性を求める国であることを強調した。

「g1」が公表した、日本とブラジルの間で交わされた協定の9項目内容は以下。

1- 健康分野の協力:薬事規制のノウハウ移転、予防医学、公共保健の経験交換。

2 – 人員の交換や会議による海洋や地球の科学技術分野の協力プロジェクト。

3 – 科学、技術の省庁間、自然災害の対策や持続可能な環境保全などに関する研究機関などの相互協力を可能にする協調。

4 – ブラジル国立経済社会開発銀行(BNDES)と国際協力銀行(JBIC)とで相互に関心のあるプロジェクトを確認するための、両国家の協力について。

5 – ペトロブラスと、日本貿易保険、みずほ銀行間における、海上石油プラットフォームの建設のための5億USドルの融資。

6 – アマッジ(ブラジルの大手穀物企業)と日本企業による大豆、とうもろこしなどの農業プロジェクトのための2億USドル融資と追加の保険について。

7- ヴァーリ(ヴァーレ、鉄鉱石等の鉱物資源の世界有数のサプライヤー)と独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の間での、モザンビーク、シシャノにおけるプロジェクト完了のための鉱業における協力について、鉱物採掘技術と石炭の協力。

8 – ヴァーリ(ヴァーレ)と国際協力銀行(JBIC)間での、鉄鉱石、石炭など鉱物資源プロジェクトへの融資。

9 - ペルナンブッコ州連邦大学との間での覚書 、アトランチコスウ(IHIが出資する造船会社)とIHIの海洋技師育成。

(文/麻生雅人、写真/Wilson Dias/Agência Brasil)
8月1日、ブラジリア。プラナウト宮(大統領府)で署名協定の交換セレモニーを行った安倍首相とジウマ大統領(共に後列)

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