サンパウロ大学(USP)とサンタ・カーザ医科大学、今年は14万1000人が受験

2014年 12月 1日

サンパウロ大学入試

ブラジルの超難関大学といわれる、サンパウロ大学(通称USP)およびサンタ・カーザ医科大学の2015年度第一次受験が、11月30日(日)13:00に行われたと、現地メディア「エザミ」などが報じた。

今年の枠は全体で1万1177席なのに対し、14万1000名の受験者が集まったという。

そのうちUSPは1万1057席、サンタ・カーザ医科大学はたったの120席と、受験者たちは少ない席をねらい争ったという。

また、受験者のうち1万4910名は模擬試験者で、実際の入学の対象外になるという。

試験は、サンパウロ都市圏および郊外の119の学校で行われ、第一次試験の結果は、12月22日(月)に発表予定とのこと。

試験会場のリストは、サイト上で確認することができる。会場のドアは正午ぴったりに開き、それ以降に試験会場に入ることは許されないという。

(文/柳田あや、写真/Marcos Santos/USP Imagens)
写真はサンパウロ大学の試験の模様