サンパウロにブラジル最長(?)カウンターを持つ回転寿司店登場

2015年 02月 8日

最長カウンター回転すし

サンパウロ市モルンビー・ショッピングの斜向かいに位置するビジネスビル「モルンビー・コーポレイト・タワーズ」1階の飲食フロアに、2014年12月22日から、回転寿司店「MAWARI」(Rua Henri Dunant, 1383, Lj 04)がオープンしている。

共同経営者の一人、三宅アンジェロさん(49、二世)曰く、「ブラジルで最長かもしれない」という約56メートルのレーンには黄(7レアル)、青(9.2レアル)、緑(12レアル)、赤(14レアル)、黄金(18.2レアル)、銅皿(25レアル)(の皿)が流れる。

また一人前10貫の寿司盛り合わせ(57レアル)やちらし丼(75レアル)、刺身盛り合わせ(同)、定食や鉄板焼き、揚げ物、麺類など数多く和食も提供する。

アンジェロさんの父がかつて市営市場で鮮魚店を営んでいたこともあり、「子どものころから手伝っていたので、魚の良し悪しはすぐ分かる」と食材の品質に自信をのぞかせる。20年ほど前に滋賀の県費研修生として約9カ月滞日した経験から、「日本らしい”回転する寿司”を体験してほしかった」と開店理由を語った。

「日本の海苔など、高くても良いものを仕入れている」という妥協なしの高級志向。「手早く食事することができ、昼食時には忙しいビジネスマンにも好評」と、手ごたえを口にする。コチュジャン漬まぐろといった変り種、セビッチェなどの裏メニューも。

客席はカウンターとテーブル席が約100席。営業時間は月~土曜日が正午~午後3時と午後6時~午後10時で、日曜日は正午~午後4時まで。問い合わせは同店(11/3957/9560、info@mawari.com.br)まで。

(写真・記事提供/ニッケイ新聞)