サンパウロ旅行はお得な宿、ペンサォンで

2015年 02月 9日

ペンサォン

私が長期にサンパウロに宿泊するときに利用するのはペンサォンと呼ばれる宿。この宿泊施設は、最低1か月単位での契約になってます。因みに今回私が泊まる1か月の料金は350レアル、日本円で約17,000円でした。

ペンサォンには共同生活が出来るように冷蔵庫や洗濯機が何台か設置されていて、トイレやシャワールームもいくつか整ってます。光熱費やインターネット、全部込みの料金なので、長期の滞在を考えている方にはお得だと思います。

昨日からとりあえず1か月間サンパウロはビッシーガ地区にあるペンサォンの住人になりました。ビッシーガはあの有名な「11時の汽車」の作者アドニラン・バルボーザが住んでた街で、毎週日曜日にこちらの公園で骨董品のフェイラがあります。
その公園の前の集合ビルも全て骨董品屋さんのお店でした。古いレコードや昔のアイテムのコレクターには魅力的な街です。また、パウリスタ通りと日本人街のリベルダーデ地区の中間地点に位置してますのでアクセスもいいです。

ヴァイヴァイ

そして、サンビスタには嬉しいことにあのエスコーラ・ジ・サンバ「ヴァイ-ヴァイ」もこちらから徒歩10分の距離にあります。早速、昨日2月8日の日曜日はヴァイ-ヴァイのクアドラ(練習場)で公開練習がありましたので行ってきました。

サンパウロのバール

途中サッカーの中継をしてたバールに立ち寄り、ビールで皆さんと我がコリンチアンス(コリンチャンス)の応援をしました。昨日は最大ライバルのパルメイラスとの対戦で、気合い入りました。危ない、危ない…我がゴールキーパーはレッドカードで退場、後半は10人での守備固めでしたから必死。終わりのホイッスルがとても待ち遠しい試合でした。終わってみれば、前半で1ゴールを決めたコリンチアンスの勝利、いいですね~。

気分が盛り上がったところで、ヴァイ-ヴァイのエンサイオへ。約1週間後に迫ったカーニバル、ヴァイ-ヴァイの練習では打楽器隊の監督メストリ・タデウも念入りに各パートのチェック。彼、専用のお立ち台にメンバーを呼んでは皆の前で披露させました。”ハイーニャ・ダ・バテリア(打楽器隊の女王)”カミラ・ダ・シウヴァやパシスタの皆さんもお立ち台で踊りました。

ヴァイ-ヴァイ

ヴァイ-ヴァイ

カルナヴァウ2015も、もう間もなく。サンパウロは2月13~15日です。

(写真・文/土居 清光エミリオ、記事提供/土居 清光エミリオFacebook
※土居清光エミリオFacebookではさらに多くの写真も紹介しています

著者紹介

土居清光エミリオ Emilio Kiyomitsu Doi

土居清光エミリオ Emilio Kiyomitsu Doi
神奈川県横浜市生まれの浜っ子。7歳のときに、父が描いた夢と共に家族でブラジルに移民。約1か月の船旅でサンパウロに上陸、以降11年間サンパウロで生活を送る。その後、一度日本に帰国するも、多感な思春期の頃を過ごしたブラジルでの生活が忘れられず、再移住を決意。現在、念願の永住権を取得してガウーショに囲まれながらリオグランジドスウ州で生活中。

Facebookでブラジルのさまざまなことを紹介中( https://www.facebook.com/kiyomitsuemilio.doi )。
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