ネイマールの出場停止処分、2018年W杯予選にも影響の可能性!?
2015年 06月 24日コパアメリカ2015年大会において4試合の出場停止処分を受け、戦線を離脱してブラジルへ帰国したネイマール。
そのネイマールの出場停止処分が、2018年ワールドカップ予選にも及ぶ可能性が出てきたと国際サッカー連盟(FIFA)が6月16日(火)、南米サッカー連盟(CONMEBOL)に伝えた。「グローボ・エスポルチ」(電子版、23日付け)が伝えている。
ネイマールが今回受けた出場停止処分は4試合だが、ブラジル代表は21日(日)のベネズエラ戦で既に1試合を経ており、6月27日(土)に予定されているパラグアイ戦を終えると2試合が消化されたことになる。
もしブラジルがパラグアイ戦で勝利した場合、ブラジルはベスト4入りが確定し、準決勝と決勝または3位決定戦があるので、今大会で残り2試合を消化することができる。
しかしパラグアイ戦に負けてしまうと、出場停止処分は2試合が未消化となり、ネイマールは10月から始まる2018年ワールドカップ予選で2試合出場できなくなる可能性があるというのだ。
ドゥンガ監督は、2018年ワールドカップ予選を重視している。たった2試合とは言えども、ネイマール欠場はブラジル代表に大打撃を与えかねない。コパアメリカ、次回のパラグアイ戦はブラジル代表の命運をかけた試合となりそうだ。
(文/Masao Asano、写真/Rafael Ribeiro/CBF)
6月24日現在、ネイマールが出られないのはあと3試合。写真は6月18日、サンチアゴのシェラトンホテルでトレーニング中のネイマール