故マイケル・ジャクソンの父ジョー・ジャクソン氏、脳卒中で入院。誕生パーティ開催を予定していたサンパウロで

2015年 07月 29日

マイケル・パパ、ジョー・ジャクソン

7月26日(日)の午後、スーパースター、マイケル・ジャクソンの父ジョー(ジョセフ)・ジャクソン氏がブラジル、サンパウロ市南部のセレブ御用達の2大病院のうちのひとつ、アウベルト・アインスタイン病院に入院、27日の時点で未だ入院中と、ブラジルのメディア「G1」が伝えた。

同病院によると、ジョー氏は不整脈と関係する虚血性脳卒中の診断を受けたという。ブラジルでジョー氏の補佐をしているリザ・グレイシーさんは、ジョー氏が集中治療室に入ったことを明かした。

ジョー氏の関係者でパーティの主催者のひとりジュニオール・ドナート氏は、ジョー氏の脳卒中を疑っていたという。

「彼は午前中にも病院へ行っていたのです。一連のテストを受けた後、監視状態にありました」(ジュニオール・ドナート氏)

ただし、検査から戻ったジョー氏の状態は安定していたという。

もともとジョー氏がサンパウロ市を訪れたのは、まさにこの日曜の夜に、彼の87歳の誕生日を祝う盛大なパーティを開催するためだった。サンパウロには7月22日に到着していた。24日にはコリンチャンスから、ジョセフ・ジャクソンの名前入りのユニフォームをプレゼントされた。

また、この日の夜に予定されていたジョー氏の87歳の誕生パーティは、サンパウロ市南部のゴルフクラブで主役が不在のまま開催された。ブラジルでは、このパーティにおよそ60万ヘアイス(レアル)、約2200万円が投じられる予定であることが事前に報じられ、話題になっていた。パーティには予定通りの予算が投じられた模様だ。

ジュニオール・ドナート氏によるとパーティには180名が参加して、その中にはタチ&アナ・パウラ・ミネラット、ペペ&ネネンなどのセレブの顔もあったという。また、アトラクションでファッチ・ファミリーのショウも開催されたという。

(文/麻生雅人、写真/Daniel Augusto Jr./Ag. Corinthians)
写真は入院前、7月24日、コリンチャンスからユニフォームをプレゼントされたジョー・ジャクソン氏(左から2人目)