カテゴリ : ビジネス
2015年 09月 28日 00:25
現地紙「ヴァロール・エコノミコ」が9月25日付で報じたところによると、Nissan do Brasil Automóveis Ltda.(以下「日産ブラジル」)のフランソワ・ドーサ社長は、ブラジル工場で製造した自動車を南米を中心に輸出することも含めて検討していると語ったという。
日産ブラジルがリオに生産拠点を開設した際、日産自動車が発表したニュースリリースでは、ブラジル工場への26億レアルの投資はブラジルでの市場シェア5%達成のため、とある。
現段階で国内5%シェア獲得は達成できていないとのことだが、レアル安によるコスト割安感からメキシコ拠点との生産分担も含め、日産グループのコスト削減の重要な一翼を担う存在になりそうだ。
(文/余田庸子、写真/Nissan Brasil)
写真は日産ブラジル、リオデジャネイロ州のヘゼンジ(レゼンデ)工場
■関連記事
・キリン、ブラジルでのビール販売価格据え置きを発表
・ブラジル人に教わった本格的カイピリーニャの作り方
・ジウマ大統領、レアル安への政府対応について回答。G4(日本、インド、ドイツ、ブラジル)首脳会談の記者会見で
・ブラジルのスーパーでは会計前に商品を飲み食いしてもOK!?
・ロペス・メンデス・ビーチがあるイーリャグランジ、「最も美しい、自然のままの島 14」に選ばれる