2015年 11月 7日 11:30
今年(2015年)3月から州内15地域で行われてきた第3回サンパウロ州郷土料理フェスティバルがこの週末、11月7日(土)、8日(日)にフィナーレを迎える。
州内15地域の予選を勝ち抜いた約60種類の料理が、サンパウロ市内のヴィラ・ロボス公園に集結する。各品25レアル(約800円)以下の値段で提供される予定だ。
このフェスティバルはガストロノミア専門誌「プラゼーリス・ダ・メーザ」が参画し、サンパウロ州観光局が運営している。
サンパウロ州には高原から大西洋沿岸地域まで様々な気候風土を持つ地域があり、フェスティバルの各料理には、その多様性が反映されているという。
フェスティバルでは肉厚なステーキを使ったサンドイッチ、自家製ソーセージを詰めたパゥン・ヂ・ケージョ、干し肉のラザニア、魚介盛りだくさんのスープ、伝統的な豆の煮込み料理、新鮮なチーズをふんだんに使ったコロッケ、日本文化を取り入れた洋風海苔巻き、ブドウとマスカルポーネのプリンなどが楽しめる。
料理のブース以外にも州内の農畜産業生産者の販売コーナーがあり、オーガニック食材などの購入もできる。また、音楽プログラムも楽しめるという。
第3回サンパウロ州郷土料理フェスティバル
http://www.sabordesaopaulo.com.br/
日時:2015年11月7日、8日 11時-20時
会場:Parque Villa Lobos(ヴィラロボス公園)
住所: Av. Prof. Fonseca Rodrigues, 2001
Alto dos Pinheiros, São Paulo – SP
入場料:無料(飲食費別)
(文/余田庸子、写真/Divulgação)
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