エグベルト・ジスモンチとナナ・ヴァスコンセロスが一夜限り、東京で公演

2016年 01月 29日

ナナ&ジスモンチ

「エグベルト・ジスモンチ&ナナ・ヴァスコンセロス ~ブラジルが生んだ音楽の千手観音~」と題された、幻のデュオによる一夜限りのコンサートが開催される。

以下、プレスリリースより。

「ピアノと、ピアノのポリフォニーを弦楽器で表現するために開発された多弦ギター、管楽器などさまざまな楽器を自由自在に操るマルチ・ミュージシャンとして、また優れた作曲家として、世界中を魅了し続けるエグベルト・ジスモンチ。

ブラジルの武道カポエイラで使用する弓型楽器ビリンバウで色彩豊かな音楽表現を可能にし、打楽器の芸術性を世界に知らしめたリズム・マスター、ナナ・ヴァスコンセロス。

ブラジルが生んだこの二人の至宝が奏でる音は、深い精神性と野性味、そして大自然が持つ雄大さを持ち合わせており、魂の奥深くに響き渡る。

ナナ・ヴァスコンセロス

1970年代、意気投合したエグベルト・ジスモンチとナナ・ヴァスコンセロスは、ヨーロッパを代表するジャズレーベルECMから『ダンサ・ダス・カベッサス』、『ソウ・ノ・メイオ・ジア』、『ドゥアス・ヴォーゼス』をリリース。現在では共にステージに上がることが非常にまれではあるが、その親交は深く、お互いを最高の音楽パートナーと敬意を示す。

本公演は、音楽界の至宝として輝き続ける二人の音楽家の40年以上に渡る友情が描かれる記念すべき一夜であり、また昨年、肺がんを煩い闘病したナナ・ヴァスコンセロスの復活を祝福するステージになる。

~切望されたデュオ公演の実現に至るまでの経緯

ナナ・ヴァスコンセロスは昨年、肺がんを煩い闘病しました。その際私たち(シャ・ラ・ラ・カンパニー)は、彼が出演した映画『ブラジル・バン・バン・バン』の東京での上映を通して「WE ♥ NANA! 折り紙プロジェクト」を実施し、劇場のアップリンクで折り鶴を募りました。

集まった千羽鶴をブラジル北東部レシーフェ(ヘシーフィ)のご自宅へ届けたところナナは大変感動し、その場で感謝の気持ちを演奏で表現してくれました。

そこでナナの心に沸き上がったのが、長年訪れていなかった日本でまた演奏したいという気持ち。そしてその想いを正面から受け止めたのが、盟友エグベルト・ジスモンチでした。

こうして、この度、二人が愛する国、日本での公演が決定しました」

エギベルト・ジスモンチ

公演タイトル:
エグベルト・ジスモンチ&ナナ・ヴァスコンセロス ~ブラジルが生んだ音楽の千手観音~

日程:2016年4月20日(水)
開場:18:30 開演:19:30
会場:練馬文化センター 大ホール (東京都練馬区練馬1-17-37)
出演:エグベルト・ジスモンチ (Piano、Guitar)、ナナ・ヴァスコンセロス (Percussion)
料金:全席指定:
前売:8,500円(税込)(『練馬文化センター友の会』会員 7,700円/2枚まで/窓口前売販売のみ)
当日:9,000円(税込)

公式ウェブサイト:http://www.shalala.co.jp/gnduo2016/
【f】www.facebook.com/gnduo2016【t】@gnduo2016【#】ハッシュタグ #gnduo

主催・企画・招聘・制作:シャ・ラ・ラ・カンパニー
後援:駐日ブラジル大使館

<チケット>

一般発売日: 2016年2月20日(土)

※主催者オフィシャル先行、各プレイガイド先行販売があります。

2/1(月)~2/7(日)  主催者オフィシャル先行受付
2/11(木)~2/16(火) 各プレイガイド先行受付

■チケット取扱
練馬文化センター(窓口販売のみ) www.neribun.or.jp/
イープラス http://eplus.jp/
ローソンチケット 0570-084-003 http://l-tike.com/
チケットぴあ   0570-02-9999 http://t.pia.jp/

■チケットに関してのお問い合わせ:ディスクガレージ
Tel: 050-5533-0888(平日12:00-19:00)

(文/加藤元庸、写真提供/シャ・ラ・ラ・カンパニー)