ホライマ州で監禁されていたカメ110匹、保護される

2016年 02月 2日

カメ保護

グローボ系ニュースサイト「G1」が1月29日付で伝えたところによると、ブラジル北部ホライマ州ホライノーポリス市ジュンヂアー地区で、監禁された大量のカメが発見されたという。

カメは警察に保護され、同日、無事に川に戻された。

約110匹のカメが保護されたのは軍警による地域査察の最中だった。カメは密輸業者によってアマゾナス州マナウスやホライマ州都ボア・ビスタで闇流通ルートに載せられる予定だったという。現行犯逮捕された6人は環境破壊行為で起訴される。

カメの一部は国道431号線沿いの農場で檻に入っている状態で見つかった。また、川べりに係留中のカヌーに括りつけられた漁業網から見つかったものもいた。

軍警察によると、保護されたカメは州立環境水生生物保護基金と民間環境パトロール隊に引き渡されたという。これらの団体はカメをホライマ州カラカライー市まで運び、本来の生息地であるブランコ川に放流した。

(文/余田庸子、写真/Divulgação/Polícia Militar)