カテゴリ : エンターテインメント グルメ ビジネス
2016年 03月 25日 00:04
フルッタフルッタの長澤誠代表取締役CEOは、同社が現在取り組んでいるブランド展開に「アマゾンスーパーフード」、「デイリーフリー」、「フルッタアサイー」という3本の柱があることを説明した。
同社にとって初の炭酸飲料となる「アサイービネガー スパークリング」と「ピタヤ&ザクロ スパークリング」は、多様なブラジル、アマゾン地域産のスーパーフードを紹介していく「アマゾンスーパーフード」シリーズの商品となる。
しかしスーパーフードは(ナッツ、穀物、パウダーなど)素材であることが多く、多めの量が高い単価で販売されている例も少なくない。そのため、関心があっても手が出しにくいという声も聞かれるという。
「時短、おいしさ、本物、たのしさ、といった消費者の期待に応えることができるような、良い商品を投入していくことが我々の義務。スーパーフードというのは、本物が、手軽に、そして実はかんたんに摂取できるんですよ、ということを商品で提案していくというのがこのブランドの考え方です」(長澤誠CEO)
炭酸飲料にスーパーフードを組み込んだ”親しみやすいスーパーフード”として開発されたのが「アサイービネガー スパークリング」と「ピタヤ&ザクロ スパークリング」だ。砂糖、香料、保存料は不使用。
「スーパーフードとココナッツウォーターを使って果汁100%の炭酸飲料にした、新領域の商品です。この手の商品は、このマーケットにはまだなかったと思います」(長澤誠CEO)
そして、この製品が誕生した背景には、日本でも人気の高いブラジル料理に合う飲みものを、という声もあったという(次ページへつづく)。
(写真・文/麻生雅人)
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