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エドゥアルド・コブラが駐日ブラジル大使館で壁画を制作

エドゥアルド・コブラ

「私は非合法なグラフィッチを描いていた経験も誇りに思っています。それに今日でも、合法ではない場所でグラフィッチを描く活動も続けています。でも、現在の私の仕事は『ムラウ』なのです。グラフィッチにせよムラウにせよ、ストリートアートは街の中にあるパブリックアートという点で私にとっては大切なものです。すべての、ありとあらゆる人に対して開かれたアートなのです」

今回、日本での作業を終えた後、コブラはリオデジャネイロで、オリンピック・パラリンピックに関するプロジェクトに参加する予定とのこと。

「リオデジャネイロで、2000~3000メートル四方の巨大なムラウを描きます。ムラウのあるストリート自体が屋外美術館になるような作品になる予定です」

エドゥアルド・コブラ

「日本へはまた来てムラウを描きたいですね。今度はストリートにも描いてみたいです。私は、自分が尊敬する人物の絵のほかに、特に海外で仕事をする場合は、その土地の歴史を調べて、その土地に縁の深い人の絵を描くことがあります。例えばドバイでは、ドバイから歴史が始まった砂漠の民ベドウィンの絵を描きました。私は、東京にはアグレッシブなビジュアルは似合わないと思います。また日本でムラウを描くことが実現したら、古い写真を見たり、博物館にも足を運んで歴史を研究して題材を考えたいと思います」

(写真・文/麻生雅人)

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