第43回国際ユーモア絵画コンテスト開催。大賞受賞者は…

2016年 09月 1日

第43回国際ユーモア絵画コンテスト

ブラジルのグローボ系ニュースサイト「G1」が8月27日づけで伝えたところによると、同日、サンパウロ州ピラシカーバ市で行われていた第43回ピラシカーバ国際ユーモア絵画コンテストの大賞および上位受賞者が発表されたという。

風刺画、漫画など2773作品の応募のうち、展示されている作品数は426作品。受賞者の発表はピラシカーバ市内のエロチーデス・ヂ・カンポス市営劇場で行われた。

大賞(ゼーリオ・ヂ・オウロ賞)を受賞したのは、イラン人作家のアリレザ・パクデル氏。中東からヨーロッパを目指しながらたどり着けなかった移民船を描いた、衝撃的な作品だ。

パクデル氏はアニメ部門でも最優秀賞を受賞しており、賞金は大賞の分とあわせて全部で1万5000レアル(約48万円)となる。

主要な応募作品426点は10月12日まで、ピラシカーバ市創造性醸成センター14号室で無料公開されている。

(文/余田庸子、イラスト/Alireza Pakdel/Reprodução)