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10月18日から訪日するブラジルのミシェウ・テメル大統領とは

テメル大統領代行

ブラジルでは、国営石油会社ペトロブラスをめぐる大規模な不正献金事件の捜査(ラヴァ・ジャット作戦)が続いている。

ブラジルの検察当局は10月10日、ルーラ元大統領を起訴し、裁判所も受理を決定した。ルーラ氏への訴追は3度目となったが、復数の現地報道によれば、関与が取り沙汰されている政財界関係者は数百人にのぼるという。

ペトロブラスをめぐる一連の事件は、ルーラ、ジウマ・ルセーフと続いた労働党政権関係者が中心とされているが、テメル大統領の民主運動党も、労働党と連立を組んでいたことから復数の国会議員らの関与が浮上しており、テメル大統領自身に対する疑惑もくすぶっている。

新政権の中枢に飛び火すれば、ブラジル政界は再び混乱状態に戻る可能性もある。検察当局の捜査の行方が注目されている。

(文/小島寛明、写真/Lula Marques/AGPT)
写真は6月16日、暫定政権時代で大統領代行を務めていた頃、会見に臨んだテメル現大統領

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