コットンクラブでパウリーニョ(ポリーニョ)・ガルシアがソロ公演
2017年 02月 3日1979年にアメリカ合衆国に移住して、以降、シカゴを拠点に活動しているミナスジェライス州ベロオリゾンチ出身のギタリスト、パウリーニョ(ポリーニョ)・ガルシアの、単独来日公演がコットンクラブで開催される。
渡米する前のベロオリゾンチ時代にはベース奏者として活動していたパウリーニョは、ロックバンドのオス・アジタドーリスに参加したり、セリオ・バローナが指揮するダンスホールやテレビ番組などで演奏する楽団でダンス音楽なども演奏していた。
シカゴ移住後は、やはり米国に移住して活動していたブルーノ・サウエルが率いていたバンド、メイド・イン・ブラジルに参加。ジャズレーベルのパイザーに唯一のアルバム「トゥド・ジョイア」を残しているメイド・イン・ブラジルは、グルーヴィにMPBを演奏するバンドとして、90年代以降のクラブシーンで再評価された。
その後パウリーニョはギターを演奏するだけでなく自ら歌うようになり、レパートリーもジャズやボサノヴァへと変化していった。
2014年に、同じくシカゴを拠点に活躍するポーランド出身のジャズ・シンガー、グラジーナ・アウグスチクとのデュオ・ユニットとして初来日、コットンクラブで演奏したことも記憶に新しいが、今回は日本での初のソロ公演となる。
公演は2月27日(月) 開場17時30分/開演19時の1show 。ミュージックチャージは自由席5000円~。詳細はコットンクラブサイト(http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/artists/paulinho-garcia/)を参照。
(文/麻生雅人、写真提供/コットンクラブ、撮影/米田泰久)
写真は2014年にコットンクラブに出演したパウリーニョ・ガルシア