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2017年 05月 6日 08:20
毎年5月13日は「カクテルの日」。2011年に日本のバーテンダー4団体(日本バーテンダー協会(NBA)、日本ホテルバーメンズ協会(HBA)、プロフェッショナル・バーテンダーズ機構(PBO)、全日本フレア・バーテンダーズ協会(ANFA)が定めた。
日本の総務省によると、カクテルとは「ベースとなるお酒に、他のお酒やジュースなどを混ぜて作るアルコール飲料のこと」。カクテルのベースとなるお酒にはジンやウォッカ、カシャッサなど、さまざまな種類のお酒が使われる。
「カクテルの日」がこの日に定められたのは、1806年5月13日、アメリカ合衆国で「バランス・アンド・コロンビア・リポジトリ」という新聞にカクテルという言葉の定義が掲載されたことに由来としているという。
この「カクテルの日」にちなんで4月から6月にかけて、日本各地で、カクテルトレインの運行やスタンプラリーの開催など、カクテルに親しむことができるさまざまなイベントが開催される。
東京・日本橋のロイヤルパークホテルでは今月、地下1階メインバー「ロイヤルスコッツ」と1階ロビーラウンジ「フォンテーヌ」にて、「世界カクテル紀行」と題したカクテルのイベントを開催している。
同ホテルでは、毎年この時期に、「カクテルの日」の普及とカクテルの魅力を伝えるため、国内のコンペティションで入賞を果たすバーテンダーらが個性豊かなカクテルを販売しているという。
2017年は、「お客様にカクテルで世界周遊旅行を」をコンセプトに、ニューヨーク、リオデジャネイロ、コペンハーゲン、アンダルシアなど、世界の国や都市に由来する名作カクテルや、その土地を代表するカクテル全24種を提供する。
ホテルは、「カクテルの由来やエピソードをバーテンダーとの会話でお楽しみいただきながら、思い出の地や、訪れたい国のカクテルなど、グラス越しの異国の風景に思いを馳せて、ぜひお楽しみください」と広報している。
カクテルの価格は各1782円(※サービス料(10%)、消費税含む)。アメリカ合衆国の「ニューヨーク」、イギリスの「ピムスNo.1カップ」、イタリアの「ネグローニ」、スペインの「アンダルシア」、デンマークの「コペンハーゲン」、日本の「ヨコハマ」、ブラジルの「カイピリーニャ」、フランスも「パリジャン」、メキシコの「マルガリータ」など全24種が販売されている。
問い合わせはロイヤルパークホテル(中央区日本橋蛎殻町2-1-1)、電話:03-3667-1111まで。
(文/麻生雅人、写真提供/ロイヤルパークホテル)
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