「灰の水曜日」までプログラムが目白押し。リオデジャネイロで路上のカーニバルを楽しもう

2018年 02月 7日

ミ・エスケッシ リオ ブロコ

カーニバルシーズン真っ只中のリオデジャネイロ。

パレード専用会場サンボードロモでコンテスト形式で行われる有名な「リオのサンバカーニバル」(2018年は2月9日(金)~12日(月))に先駆け、「ブロコ」と呼ばれる市民などが主催する音楽集団が、路上に操りだして仮装や楽器の演奏、歌などを楽しんでいる。

街の中で行われるブロコによる”路上のカーニバル”は、サンボードロモのパレードとはまた違った、リオの人々の暮らしに根差したカーニバルを楽しむことができる。

これから2月14日(いわゆる 「灰の水曜日」)までの一週間のあいだ、リオデジャネイロ市内では263のブロコが出現する予定だと2月7日づけ「G1」が報じている。

リオ市観光局(Riotur)のデータによれば、期間中310万人もの人々が、カーニバルのためにリオ市内に集うという。

これらの人々の動きを助けるため、同市は特別な輸送手段や清掃計画、セキュリティサービスなどを用意しているとのこと。

「プロジェット・リーショ・ゼロ(ごみゼロ運動)」のための人員を各地に配備、街を汚したり公共道路で排尿をすると罰金が科されるという。

同市によれば、罰金額は、路上で排尿した場合は563.30レアル〜(約18,914円〜)、タバコの吸殻や紙くずなどを捨てた場合は205.60レアル〜(約6,900円〜)とのこと。

(次ページへつづく)

(文/柳田あや、写真/Fernando Maia/FOTOPRESS)
写真は1月28日、リオデジャネイロ市ノジャルジンボタニコに繰り出したブロコ「ミ・エスケッシ」

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