第52回スーパーマーケット・トレードショー、2月16日まで開催
2018年 02月 15日幕張メッセで2月14日(水)から、スーパーマーケットを中心とする流通業界に最新情報を発信する昇段展示会「スーパーマーケット・トレードショー」がはじまりました。
主催者によりますと、第52回を迎える今年は2197の会社や団体が参加して3457のブースが設置されているとのことです。海外からも14カ国から145の会社や団体が参加しています。
海外からはスペイン飲食業連合会、カナダ大使館とケベック州政府、オージービーフ・ラム・パビリオン、韓国農水産食品流通公社などが参加しています。
ブラジルからは、カステーロ社によるパウミットよばれる食物繊維の豊富な椰子の木の新芽や、日系企業アステカ・ヒノモトによる、トロピカルフルーツを使ったリキュールなどが参考商品として出品されました。
またコーヒーの商品では、エスプレッソ発祥の地といわれるナポリの代表的なコーヒー「KIMBO(キンボ)」や、同じくイタリアのトリノ発「LAVAZZA(ラバッツァ)」など国際的なブランドからもブラジル産の豆を使った商品が出品されました。
また、日本の伝統や技術を重んじて、地域性や質にこだわった作り手の“技”や“想い”を、地域の食生活や食文化、歴史などを絡めて紹介する「てづくりNIPPON」の企画コーナーでは、今年は「日本酒」と「クラフトビール」にスポットをあてて紹介しています。
「スーパーマーケット・トレードショー」は幕張メッセで2月16日(金)まで開催されます。
(写真・文/麻生雅人)
写真上と4番目:ナポリ(イタリア)の代表的なコーヒー、KIMBO(キンボ)。エスプレッソのカプセルコーヒー。同じイタリアでもさっぱりした味を好む北に比べ、南のナポリは酸味が少なくコクのある味が好まれるという。
写真2番目:トリノ(イタリア)の老舗ラバッツァのレギュラーコーヒー、新商品の「クオリタ オロ ビアンコ」
写真3番目:アステカ・ヒノモトの「バイアニーニャ」シリーズ。左はパッションフルーツ、右はピーナッツのリキュール
写真下:UCCのブースで試飲が行われた「珈琲探究 ブルーマウンテンブレンド」もブラジル産の豆を使用